あれば便利な古封筒
一度使われたけれど、封がされないままのきれいな封筒はありませんか?
職場内の連絡便や、保育園や学校への小銭を添えた申込書の提出など、新品の封筒を使うのがもったいないと思う場面があります。
娘の保育園・小学校では「古封筒に入れて提出してください」と、古封筒が指定されることがけっこうあります。
もともと無地だったもの、宛名が書かれていなかったもの、元の送り主の名称・所在地の表示の主張が強すぎないものなど、そのまま再利用できる封筒も多いです。
でも、時間と気持ちにちょっと余裕があるときに、一度使われた封筒を裏返して再利用できるようにしておくと、使える場面が広がって便利ですよ。
裏返して作る再利用封筒
①古封筒の底と側面ののりづけされている部分をていねいにはがす
ペーパーナイフを使うときれいにできますが、なくてもそっとはがしていけばだいじょうぶです。
紙がごく薄くはがれてめくれたようになってしまう部分ができてしまうので、それもはがしておきます。
②中表に折って、底と側面をのりづけする
のりをつけるときは、台紙を敷いて作業すると、封筒の余計な部分にのりがつきません。
開いた古封筒を型にすれば、オリジナル封筒も作れます
古封筒を型紙にして、お好みの紙でオリジナル封筒を作ることもできます。
使う紙の大きさ、質、柄を考えれば、プレゼントのラッピングにも使えます。
①古封筒の底と側面ののりづけされている部分をていねいにはがす
型紙にする場合は、細かな破片は気にしなくてだいじょうぶです。
②封筒にしたい紙の裏面に開いた古封筒をのせ、型をとる
まっすぐな線は、型紙だけでなく定規を使うと簡単で早いです。
封筒が、実は微妙、かつ、絶妙な曲線やカーブを使って作られていることがわかって、おもしろいですよ。
③折り目をつける
型紙にした古封筒を参考にして、折り目をつけます。
定規を使うと曲がらずに折れます。
④底と側面をのりづけする
台紙を使ってていねいにのりづけします。
今回は、わたしの好きなNHK Eテレ「びじゅチューン!」の作品から、「その天女、柄マニアにつき」に出てくる柄をイメージした封筒にしました。
ちなみに、
びじゅチューン!「その天女、柄マニアにつき」についての記事はこちら
この柄の封筒を使ったラッピングについての記事はこちら
再利用の封筒を使うときは、相手と場面を考えて
再利用の封筒を使うときは、送る相手と場面を考えることも大切です。
職場内や、古封筒の使用を指定されるような保育園・学校等への提出で使うには問題ないですが、それ以外の場面で使うときには、受け取る相手の心情を想像してみる必要があります。
ごく親しい身内や友人でも、再利用の封筒を快く思わない人もいるかもしれません。
再利用封筒を使うなら、ひとこと添えるなどの配慮も忘れないようにしたいですね。