びじゅチューン!でフェルトのバッジとバッジケースを作ってみました

びじゅチューン! フェルトのバッジ6個とバッジケースびじゅチューン!

びじゅチューン!でハンドメイド

びじゅチューン!は、NHK Eテレで放送されている5分間番組です。

古今東西の美術作品を、アーティスト・井上涼さんの作った歌とアニメーションで楽しく紹介してくれます。(びじゅチューン!の公式ホームページはこちら


びじゅチューン!を見ていると、自分でも、何かを描いたり、作ったりしたくなってきます。

Twitterをのぞいてみると、イラストを描いたり、ハンドメイド作品を作ったりしている方がたくさんいらっしゃいます。

わたしも、2018年の夏から秋にかけてハンドメイド熱が高まり、フェルトでバッジとバッジケースを作りました。

最初に作ったのは、「武蔵の遅刻理由」のくじらワッペンのバッジ

武蔵の遅刻理由 くじらワッペンのバッジ

ハンドメイド熱が高まったのは、「びじゅチューン!DVD BOOK」全4巻を大人買いしたのがきっかけです。

「びじゅチューン!DVD BOOK3」に載っている「武蔵の遅刻理由」のページを見ているうちに、

「このくじらワッペン、かわいいな。」

と思い、洗えるフェルトでバッジを作ることにしました。


フェルトで小物を作るのは、約30年ぶりでした。

「びじゅチューン!DVD BOOK3」をもとに、白い紙で型紙をおこし、簡単な刺しゅうとアップリケをしました。


このバッジは娘と一緒に、東京国立博物館で開催された「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」や、NHK文化センター開催の「~井上涼さんとプロデューサーが語る~『びじゅチューン!』制作の舞台裏」講座に行きました。

さらに、バッジを6個とバッジを収めておくケースを作りました

びじゅチューン! フェルトのバッジ6個とケース(内側)

くじらワッペンのバッジを作ったら、さらに作りたくなり、フェルトでバッジを6個作りました。

写真の、丸いものがバッジです。


左半分上から、「ザパーンドプーンLOVE」の富士山 、「樹花鳥獣図屏風事件」のゾウ、「武蔵の遅刻理由」のくじらワッペン

右半分上から、「鳥獣戯画ジム」のサル、ウサギ、カエル  です。


その他はアップリケになっていて、

左半分上から、「ハッピーバースデーdearニーゼン山」のニーゼン鳥、「ツイスト出産」のお釈迦さま、「鮭ミラーボール」の髷

右半分上から、「噴火する背中」の富士御神火文黒黄羅紗陣羽織、「ヘルスチェックインザヘル」の地獄病院のマーク、「睡蓮ノート」のノート  です。

びじゅチューン! フェルトのバッジケース(外側)

バッジを収めておくケースも作ろうと思い立ち、DVD BOOKとほぼ同じ大きさで、見開きの本の形をめざしてフェルトで作りました。 


新潟県民として「縄文土器先生」は外せないので、縄文土器先生を向かって右側にアップリケしました。

台に使ったフェルトの色が青空みたいだなと思い、ロゴなどは雲をイメージしました。


向かって左側には、「住んでます八橋蒔絵硯箱」の燕子花、「紅白梅図屏風グラフ」の紅白梅をアップリケしました。

「住んでます八橋蒔絵硯箱」と「紅白梅図屏風グラフ」は、どちらも尾形光琳の作品をモデルにしていることにちなんで、光琳模様といわれる模様(すべてを実際に尾形光琳がデザインしたわけではないそうです)から、 千鳥、光琳松、光琳桔梗、光琳亀もアップリケしました。
 

プレゼントできるように「その天女、柄マニアにつき」風ラッピング

「その天女、柄マニアにつき」風ラッピング

「その天女、柄マニアにつき」で、吉祥天女が頼まれないのに柄物の服をプレゼントする時のラッピングをしてみました。


水色の色画用紙でA4サイズの定型封筒を作り、折り紙で作った色とりどりの水玉を貼りました。

メッセージカードも、ピンク色の水玉模様をクーピーで描いています。

赤色のリボンは、太目のものを使いました。
 

作っている時間が本当に楽しかった!

びじゅチューン!を見ていると、いろいろ描いたり作ったりしたくなるのは、なぜなんだろう・・・?

最初に作ったくじらワッペンのバッジ以外は、プレゼントとして旅立たせたので、今は手元にありません。


一つ目のくじらワッペンのバッジを作り始めてから、バッジ6個とケースを作り終えるまでに約1か月かかりました。

「その天女、柄マニアにつき」風ラッピングは、半日くらいでできました。


作っている時間が、本当に楽しかったです。

大きさ、配置、モチーフなど、あれこれ考えて作っていくのに夢中でした。


娘からは、「ザパーンドプーンLOVE」の富士山バッジを自分にも作ってほしいと言われていますが、燃え尽きてしまったので、その話題に触れないようにしています。