はさみやのりがなくても、折り紙だけでポチ袋を作る方法はいろいろあります。
試した結果(→過去記事「【折り紙で作るポチ袋いろいろ】お年玉やお小遣いに!普通サイズの折り紙でお金を包むのに最適なのは?」)、おすすめはこちらの2種類のポチ袋でした。
右は紅包みのアレンジ、左は封筒タイプのポチ袋です。
右の紅包みアレンジタイプは、中身に合わせて大きさを微調整しながら作るのが簡単ですし、硬貨も安心して包めます。
左の封筒タイプは、硬貨を包むにはシールでの封が必要ですが、三つ折りの紙幣やカード類はしっかり包めますし、紅包みタイプに比べ折り紙の柄を楽しむのに適していると思います。
ただ、封筒タイプははじめに折り紙の下端を折り上げる部分でつまずくと、残念な仕上がりになってしまうことがあります。
また、紙幣でなく図書カードやクオカード、名刺を包みたいときには微調整が必要です。
折り紙で封筒タイプのポチ袋を作るとき、紙の下端をどれくらい折り上げれば失敗せず使えるサイズに仕上げられるのか試してみました。
わたしのおすすめは1.5㎝と1.7㎝です!
折り紙で作る封筒タイプのポチ袋:下端をどれくらい折り上げる?
紹介されているのは「1㎝」だけど…
封筒タイプのポチ袋のできあがりは、
こんな感じです。
サイト・折り紙JAPANさんの「便利でかわいい!《封筒・ポチ袋》の折り方‐長方形型|折り紙/A4用紙」を見ながら作っています。
折り筋を付けてから、はじめに折り紙の下端を1㎝折り上げるという手順です。
この下端をどのくらい折り上げるかで、紙幣以外にも包めるものが増えます。
中身を紙の中央に置いて包みながら折る方法もありますが、失敗すると紙に余計な折り筋がついてしまいます。
失敗せずに目的の大きさに仕上げられるには、どのくらい折り上げればいいのでしょう…?
三つ折りの紙幣・カード・名刺は意外と大きさが違います
ポチ袋で包んで手渡したいものの筆頭は紙幣や硬貨だと思いますが、
・図書カード
・クオカード
・名刺や名刺サイズのカード
を包みたいという場面もあるのではないでしょうか?
実際の大きさを比べてみると、
これくらいの違いがあります。
三つ折りの紙幣 < 図書カード(運転免許証やキャッシュカードと同じ大きさ) < クオカード < 名刺
です。
折り紙を折って作るポチ袋はサイズがギリギリなので、この違いは影響が大きいです。
封筒タイプのポチ袋作りで工程のはじめに折り上げる幅を変えて、いろいろ試してみました。
封筒タイプのポチ袋ではじめに折り上げる幅は1.5㎝か1.7㎝がおすすめ!
はじめに折り上げる幅を1.0㎝、1.2㎝、1.5㎝、1.7㎝、2.0㎝の5種類にして、封筒タイプのポチ袋を折りました。
左列は15㎝角の折り紙、右列はA5(A4の半分)サイズのコピー用紙から切り出した14.8㎝角の正方形で作っています。
三つ折りの一万円札、図書カード、クオカード、名刺をそれぞれ包んでみた結果が下の表です。
5種類のいずれでも三つ折りの一万円札と図書カードは包めます。
一万円札が包めるので、それよりサイズの小さい五千円札、千円札も余裕で包めます。
クオカードを包むなら1.5㎝、名刺を包むなら折り紙を使って1.7㎝の幅で折り上げるとうまく仕上がりますよ。
紙の柄を存分に楽しめる封筒タイプのポチ袋
千代紙など紙の柄を楽しみたい、あるいは、柄に注目してほしいときにはシンプルな形の封筒タイプのポチ袋がおすすめです。
工程のはじめに折り上げる幅を変えることで、三つ折りの紙幣や図書カード、さらに大きなクオカードや名刺も包めます。
入れ口にシールを貼って封をすればさらに楽しく、中身をしっかり包む安心感も増しますよ。