【オリジナル扇子作り】100均でそろう材料でお手頃&お手軽に

扇子の各部位の名称ハンドメイド

暑い時期の外出で重宝するのが扇子です。

折りたためるので、持ち運びにも便利ですよね。


100円ショップでも色とりどりの扇子が売られていますが、オリジナル扇子を作れる商品もあります。

わが家から一番近い100円ショップがダイソーさんなので、ダイソーさんでそろう材料で扇子を作ってみました。

「紙製 描きこみせんす」で扇子作り

ダイソーさんの紙製描きこみせんす

ダイソーさんで売られているオリジナル扇子キットは「紙製 描きこみせんす」です。

扇子の表面だけに和紙が一枚貼られています。

商品には、イラスト、貼り絵、文字を入れて自由にオリジナル扇子が作れるという説明があります。


長さは21cmです。

一般的な扇子のサイズは、女性用が約19.5cm、男性用が約22cm、男女兼用が約21cmなので、「紙製 描きこみせんす」は幅広く使える男女兼用サイズです。

ボールペン1色でイラスト描きこみ扇子

カラフルなイラストもいいのですが、あえてシンプルに1色にしてみました。

扇子を使うのは暑いときなので、少しでも涼しくなれるように青色を選びました。

材料・用具

青いボールペン

「紙製 描きこみせんす」 

ボールペン
 PILOTさんの「Juice」Blue 0.5をセブンイレブンで買いました 

鉛筆 
 下書き用です

サンドペーパー(紙やすり)

作り方

①扇子にイラストを描きこむ

扇子を広げてイラストを描きこみます。

今回は、わたしが大好きなNHK Eテレの番組「びじゅチューン!」の作品に登場するキャラクターたちを描きました。
(NHK Eテレ「びじゅチューン!」の公式サイトはこちらです)

薄く鉛筆で下書きをしてから、ボールペンでなぞります。



②扇子の骨にやすりをかける

「紙製 描きこみせんす」はそのままだと扇子の骨の部分がざらざらしています。

指に引っかかると痛いので、折りたたんだ状態で骨の部分にサンドペーパーでやすりをかけました。

ボールペン1色でイラスト描きこみ扇子

もんきりあそびで貼り絵扇子

「もんきりあそび」=「紋切り遊び」は、紙をおりたたみ、型紙通りに切り抜いて「紋」を作ることです。

もんきりあそびについて、くわしくは「【もんきりあそび】気軽に『和』の世界を楽しめます」の記事をご覧ください。

材料・用具

パステル7色のもんきりあそびモチーフ

「紙製 描きこみせんす」 

もんきりあそびで作ったモチーフ
 100円ショップで売られている和紙で作りました。
 薄手なので、扇子に貼ったときに厚みが抑えられるためおすすめです。 

のり

サンドペーパー(紙やすり)

作り方

扇子にもんきりあそびのモチーフを貼る

扇子を広げてモチーフをのりで貼ります。

扇子はたたむものなので、モチーフは薄手の紙で作るのがおすすめです。

貼る位置の扇子の骨をよく広げ、のりをモチーフの全面に薄く延ばして貼ります。



扇子の骨にやすりを掛ける

使いやすさを考え、こちらも折りたたんだ状態でサンドペーパーを使い、骨の部分の手触りをなめらかにしました。

もんきりあそびで貼り絵扇子

作る時間も楽しいですよ

扇子の面は、絵を描くにしても貼り絵をするにしても、飽きずに仕上げるのにほどよい大きさです。

工夫次第で作る楽しみもいろいろです。

ふだん使える道具であることも、作るモチベーションにつながりやすいです。

ちょっとしたプレゼントにも最適です。

オリジナル扇子作り、おひとついかがでしょうか?