子ども用のお弁当作りは思ったよりこわくない
子ども用のお弁当作りは、
「残さず食べてくれるかな」
「具合が悪くなったりしないかな」
「お友だちのお弁当と見比べてがっかりしないかな」
「キャラ弁みたいなのにした方がいいのかな」
といろいろな心配が頭をよぎります。
実際に作ってみると、スペースが小さいため多くのおかずは入れられません。
子どもの好きなおかずを1~2種類と、すきま埋めのクッション代わりになってくれるものを詰めると、案外すぐにできあがります。
ここでは、わたしが実際に作ってきた娘のお弁当をご紹介します。
お子さんのお弁当作りにプレッシャー感じている方に、
「こんなでも、大丈夫なんだ!」
と気を楽にしていただけたらうれしいです。
保育園のときのお弁当
小さなお弁当箱でも、はじめは半分をごはんで埋めていました。
最終的には、お弁当箱にはおかずだけ詰めて、ごはんはおむすびにして持たせるようになりました。
ゆでたまごを入れると、だいぶスペースが埋まります。
ゆでたまごは、黒ごまで目を、塩昆布で口をつけました。
きゅうりの浅漬け、ミニトマト、市販の煮豆(黒豆や金時豆)をほんの少しずつ入れます。
お弁当箱の中でおかずが混じり合わないよう、キャンディーチーズをすき間に詰めます。
包装部分もクッション代わりになってくれるので、キャンディーチーズは便利です。
小学校の運動会のお弁当
娘の小学校では、運動会のお弁当は子どもたちだけで食べます。
小学1年生
- 市販の焼きいも
- ボイルしたウインナー
- ゆでたまご
- スティックにんじん&きゅうり(つまり、生です)
- 市販の黒豆煮
- キャンディーチーズ
- しおむすび
です。
しおむすびの目と口は、海苔です。
小学2年生
- キャンディーチーズ
- さつま揚げ
- ゆでたまご
- スティックにんじん&きゅうり
- 白ごはんとふりかけ
です。
お弁当箱を、少し大きめのものにしました。
娘はさつま揚げが好きなので、さつま揚げを魚焼きグリルで焼いて入れました。
さつま揚げは、油抜きせずにそのままアルミホイルを敷いた魚焼きグリルで両面を焼きます。
もともとの塩気があるので、味付けはしません。
小学3年生
- 白ごはんと梅干し
- 市販の冷凍グラタン
- にんじんサラダ
- ゆでたまご
- ピーマン炒め
です。
わが家には電子レンジがありませんが、自然解凍OKの冷凍おかずがあるので本当に助かります。
小学4年生
- 小さなゼリー
- 甘い卵焼き
- ウインナー
- 市販の冷凍グラタン
- きゅうりの浅漬け
- しおむすび
です。
娘の食事量が増えてきたので、お弁当箱にはおかずだけ詰めました。
ソーセージは、娘のたっての希望でたこさんウィンナーにしました。
ウィンナーに包丁で切り込みを入れてボイルし、つまようじの頭の方で穴をあけた部分に黒ごまを詰めて目にします。
小学5年生
- のりだんだんごはん
- きゅうりの浅漬け
- ミニトマト
- 甘い卵焼き
- ウインナー
です。
ウィンナーは、たこさんウィンナーより切り込みを入れるのが簡単な「ソーセー人」にしました。
ウィンナーをななめ半分に切り、手と足になるよう3か所に切り込みを入れ、つまようじで目の部分用の穴を開けてボイルし、黒ごまを詰めて目にします。
娘は、たこさんウィンナーよりソーセー人の方が好きなようです。
小学6年生
- しおむすびと鮭むすび
- 甘い卵焼き
- ウインナー
- きゅうりの浅漬け
- ミニトマト
- 凍らせた小さなゼリー
です。
小学校最後の運動会でしたので、きゅうりの浅漬けとミニトマト以外は、全て娘のリクエストに応えました。
地味に時間がかかりますが、ウインナーはたこさんウインナーとソーセー人の2種類です。
お弁当箱も、小学2~4年で使っていたものにしてほしいとのことだったので、おかずだけお弁当箱に詰め、大きめのおむすびを添えました。
お弁当は「携帯できるようにした食事」
保育園時代から、ふだんの娘の昼食は給食のお世話になっています。
運動会や遠足で娘のお弁当を作らなければならないときには毎回、給食のありがたみを思い知ります。
ちなみに、Wikipediaによると、
弁当(べんとう)とは、携帯できるようにした食糧のうち、食事に相当するものの日本での呼称である。
わが家の場合、ごはんなどの主食の他に娘のリクエストおかずを詰めると、あっという間に小さなお弁当箱は埋まります。
脱力おかずでも、お弁当箱に入っているということだけで娘には好評です。
成長と共にお弁当空間は広がり続けますが、淡々と、その空間を埋めていくことに専念しようと思います。