新潟県長岡市栃尾エリア名物のジャンボ油揚げ、ご存知ですか?
「栃尾のあぶらげ」と呼ばれる、縦20cm×幅8cm×厚さ3cm超という巨大な油揚げです。
厚揚げではなく、あくまでも油揚げです。
栃尾には揚げたてを食べられる専門店がいくつもあり、香ばしくカリッと、でも中までふっくらした油揚げを味わえます。
自宅で揚げたてをいただくのは難しいですが、スーパーマーケットで売られている栃尾の油揚げもおいしいものです。
焼いて醤油を回しかけるだけでも充分においしいですが、晩ごはんの主役にするにはもう少しボリュームがほしいところです。
簡単に作れて大人も子供もよろこぶ、わが家の「晩ごはんの主役の栃尾の油揚げ」をご紹介します。
栃尾の油揚げのチーズ焼き
材料・用具(2~3人分)

栃尾の油揚げ 1.5~2枚
1枚を6等分くらいに切っておきます
とけるタイプのチーズ 4~5枚
かつお節のパック 2袋
ネギ(今回は細ネギを使いました) お好みの量
小口切りにしておきます
醤油 お好みの量
魚焼きグリル
わが家は水なし片面焼きグリルです。
トースターやフライパンでも焼けます。
アルミホイル、菜箸
作り方
①魚焼きグリルを予熱します
いったん丸めて開き、しわをつけたアルミホイルを魚焼きグリルに敷いて点火します。
3~4分空焼きして予熱します。
②油揚げの片面を焼きます

アルミホイルに油揚げを並べ、弱火で1分半~2分焼きます。
表面が乾き、少し焼き色がつくくらいを目安にします。
③油揚げを返し、チーズを乗せてさらに焼きます

油揚げを裏返してチーズを乗せます。
弱火でさらに1分半~2分、チーズが溶けて軽く焼き色がつくまで焼きます。

④残りのトッピングを乗せてできあがり

魚焼きグリルから油揚げを取り出し、用意していたネギとかつお節をかけます。
醤油をまわしかけ、熱々のうちにいただきます。
醤油は普通の濃口醤油(こいくちしょうゆ)でも良いですが、濃い味わいの再仕込醤油(さいしこみしょうゆ)や溜醤油(たまりしょうゆ)だとさらにおいしいです。
工夫次第でいろいろ楽しめる栃尾の油揚げ

今回ご紹介した栃尾の油揚げのチーズ焼きは、チーズのコクでボリュームが出ますし、熱でとろけたチーズの食感と塩気が加わり、おかず感が増します。
食べ盛りの夫も娘も、物足りなさを訴えることなく満足してくれます。
栃尾の油揚げは「焼く」という調理法だけでも、
乗せる
↓
ネギ、しょうが、大根おろし、かつお節、しらす、大葉、キムチ、海苔、かんずり、食べるラー油、辛子明太子…
はさむ
↓
ネギ味噌、味噌、納豆…
など、お好みと工夫次第でいろいろな楽しみ方ができます。
油揚げの持つ懐の深さを存分に楽しめる栃尾の油揚げ、一度は味わっていただきたい名物です。