雑炊やおかゆ、お好きですか?
わが家ではかぜや体調不良でなくても、 雑炊やおかゆが晩ごはんになることがけっこうあります。
理由は、
- 家族全員の好物
- 鍋ひとつで作れる
- 体が温まる
です。
ここでは、夫やわたしのそれぞれの実家から伝わる雑炊とおかゆをご紹介します。
雑炊のごはんや水の量は、目分量です。
少なめの水ならぽってりと、多めの水ならさらさらに仕上がりますので、お好みでどうぞ。
おかゆは、お米と水の分量をきちんと量って、圧力鍋で炊くのがおすすめですよ。
なめこ雑炊
なめこ入りの雑炊は、夫が夫の祖母から習った雑炊です。
学生時代は一人暮らしのアパートで作っていたそうで、結婚してからもよく作ってくれます。
わが家で1番よく登場する雑炊です。
作り方
①ごはん(冷やご飯でも、冷凍でも)を鍋に入れ、水を加えます。
②かつおぶしのパックを1~2袋加え、火にかけます。
だしパックを破って加えてもコクが出ておいしいです。
③煮立ったら、洗っておいたなめこ1パックを加え、みそを溶きます。
みその量は味見をしてやや薄味くらいにします。
④溶きたまごを1~2個分加えてできあがりです。
おすすめトッピングはキムチ
キムチを食べられる方なら、なめこ雑炊にキムチをトッピングするのがおすすめです。
やさしくまろやかな味の雑炊にほどよい刺激と歯ざわりが加わって、おいしいですよ。
餅入り雑炊
実家の祖母が家族の食事作り担当だったころ、平日の昼ごはんの定番は餅入り雑炊でした。
祖母が作ってくれたのは、朝食の残りのみそ汁とごはんで作った雑炊です。
でも、おいしそうだなと思っていたのは、遠出で朝早く出勤するときの実父の朝食に、実母が作ってあげていた餅入りのしょうゆ味の雑炊です。
実父がとてもおいしそうに食べているので、こっそりひとくち食べさせてもらっていました。
作り方
①ごはん(冷やご飯でも、冷凍でも)を鍋に入れ、水を加えます。
②だしパックを破って入れて火をつけます。
③煮立ったら、切り餅を加えて1~2分煮ます。
④しょうゆで味付けをしますが、味見をしてやや薄味くらいにします。
だしパックとしょうゆは、めんつゆでも代用できます。
⑤お好みで溶きたまごを回し入れます。
最後にゆでて切っておいた青菜を加えたら、すぐに火を止めます。
おかゆとしその実漬け
娘がおかゆをときどき食べたがるので、離乳食の時期を過ぎてもおかゆの登場回数は多いままです。
市販の鶏がらスープの素と塩で味付けし、溶きたまごを回し入れた中華風のおかゆもよいですが、疲れているときはシンプルなおかゆがしみじみとおいしいです。
わが家のおかゆには、しその実漬けが欠かせません。
作り方①圧力鍋で
洗って30~40分ほどざるにあげておいたお米に、4~5倍の量の水を加えて、圧力鍋で炊きます。
わたしが使っているのはアサヒ軽金属工業株式会社さんの「活力鍋」です。
短時間でぽってりとおいしいおかゆが簡単に炊けるので、圧力鍋でおかゆを炊くのがおすすめです。
作り方②鍋で
白ごはん(冷やご飯でも、冷凍でも)を鍋に入れ、水を加えます。
火にかけ、お好みの柔らかさになるまで、ことこと煮ます。
雑炊・おかゆはちょっと疲れているときにおすすめです
わが家で雑炊やおかゆを晩ごはんにするのは、全員がそろって食べられる日限定です。
寒い季節だけでなく、暑い日も、忙しい日が続いているときにほっとできるので、おすすめですよ。