昔ながらの喫茶店でいただく軽食メニュー、おいしいですよね。
お店のレトロな雰囲気も加わって、さらにおいしく感じます。
わたしが実父母によく連れて行ってもらった喫茶店で、大好きだったメニューのひとつが焼きサンドセットです。
その喫茶店は、数年前に惜しまれつつ閉店してしまいました。
ときどき無性に焼きサンドセットが食べたくなるので、家で作ってみます。
お店の味を完全に再現できるわけではありませんが、メニューの組み合わせが絶妙で、長年に渡って愛されていた理由が実感できます。
喫茶店の焼きサンドセットの内容
実物の写真を撮っていなかったのが本当に悔やまれます。

セット内容は、
- 焼きサンド
- ミニオレンジジュース
- コーヒーか紅茶かミルク
でした。800円くらいだったと思います。
焼きサンドは、レタスとハム、チーズの2種類です。
実父母は、2種類のホットサンドが食べられる「ミックス焼きサンドセット」を注文して、レタスとハムを実父が、チーズを実母が食べていました。
焼きサンドにはGABANのサラダスパイスのボトルが添えられてきました。
焼きサンドはそのままでも充分おいしいのですが、サラダスパイスを振りかけて食べると、さらにうま味が増します。
小ぶりのグラスに入れられてくるオレンジジュースもおいしかったです。
お店でオレンジを絞っているようで、オレンジの繊維が感じられるタイプのジュースでした。
喫茶店の焼きサンドの作り方
材料
食パン:地元のパン屋さんで作って売っている、しっかりした食パンがおすすめです。
喫茶店にパン屋さんが食パンを配達に来たところを目撃したことがあるので、地元のパン屋さんのパンが使われていたのは確かです。
今回は食べ応えを出したくて8枚切りを耳つきのまま使いましたが、喫茶店では12枚切りで耳を切り落とした食パンだったのではないかと思います。
チーズ:今回使ったのはふつうのピザ用チーズです。
喫茶店で使われていたのは黄色みの強いチーズだったので、チェダーチーズあたりだったかもしれません。
レタス:あらかじめ洗ってよく水気を切っておきます。
ハム:一組のサンドイッチでスライスハム4枚を使います。
マヨネーズ
作り方
レタスとハムの焼きサンド

①食パンの片面を焼きます(お好みで両面焼いてもよいです)
②具をはさむ面にマヨネーズを塗ります
③パン → レタス → ハム → パン の順にはさみます
④つまようじで押さえて半分に切ります

チーズの焼きサンド

①食パンの片面を焼きます
②食パンを裏返して、焼いていない面にチーズをまんべんなく乗せます
③チーズがとろけるまで焼いて、2枚のパンを合わせます
④つまようじで押さえて半分に切ります

喫茶店の真似できない技と雰囲気

わたしは特にレタスとハムの組み合わせが好きで、この焼きサンドをときどき家で作ります。
家族も喜んで食べてくれます。
でも、やっぱり、喫茶店は特別です。
お店の方の熟練の技はもちろんですが、独特のなんとも懐かしい雰囲気は真似できません。
昔ながらの喫茶店、今あるお店はこれらも憩いの場として続いていってほしいです。