新潟・山形・福島で食べたおいしい蕎麦(そば)たち

おいしいおそば、うれしいですよねおすすめ

そば、お好きですか?

わが家はそろって麺好き、かつ、猫舌人口が高いので、外食でそばを選ぶことも多いです。

新潟、山形、福島で出会ったおいしいそばたちをご紹介します。

新潟:へぎそば

家族3人の大好物が、新潟県魚沼地方発祥の郷土料理のひとつ「へぎそば」です。

小嶋屋総本店さんのへぎそば

こちらは、小嶋屋総本店さんの「へぎそば」(3人前)です。

石臼で自家製粉したそば粉で作られています。

新潟県魚沼地方は織物も特産品のひとつで、へぎそばは織物の糸を張るための糊付けにも使われた「布海苔(ふのり)」という海藻がつなぎです。

布海苔の効果で抜群の歯ごたえとのど越しが味わえます。

一口ずつ「へぎ」という木の器に盛られています。


水のおいしい魚沼地方のお店で味わうのが一番ですが、新潟県内各地にへぎそばを楽しめるお店があります。

なかなか新潟へ足を運ぶ機会がないという方は、乾麺を試してみられてはいかがでしょうか。




小嶋屋総本店 
新潟県十日町市中屋敷758-1 
TEL 025-768-3311


新潟県十日町市については、「びじゅチューン!『縄文土器先生』会いに行こう!」の記事もどうぞ

山形:鶴岡市で味わう十割そば

山形県にはいくつかの「そば街道」があり、そば処としても有名です。
(そば街道については山形県麺類飲食生活衛生同業組合さんのサイト「山形麺許皆伝」の「そば街道」をご覧ください)

新潟から車で気軽に出かけられる山形県鶴岡市でおいしく味わったのがこちらです。

羽黒のそば蔵金沢屋さんの十割そばと麦切りのあいもり

羽黒のそば蔵 金沢屋さんでいただいた、そば麦切り(むぎきり)の「あいもり」です。

郷土料理の「麦切り」(むぎきり)という細打ちのうどんと共に、鶴岡産のそば粉を使った十割そばが味わえます。

そば粉は、お店にある石臼でその日使う分だけ製粉しているそうです。

つけつゆも、そば用と麦切り用の2種類が用意されています。

そばの風味とのど越しも、麦切りのつるつるした食感も、どちらも楽しめて大満足でした。


こちらのお店には、義母、わたしたち夫婦、娘の4人でおじゃましました。

食べ終わってお店を出てから3世代全員で「また食べに来ようね!」と話し合いました。



羽黒のそば蔵 金沢屋
山形県鶴岡市羽黒町三ツ橋前田163
TEL 0235-62-4564


山形県鶴岡市については、「子連れ日帰り旅行のおすすめ体験【山形県鶴岡市】」の記事もどうぞ

福島:高遠(たかとお)そば

福島へ家族でドライブしたとき、義父のたっての希望で1番に向かったのが、会津若松市の南に位置する大内宿です。

江戸時代に栄えた宿場町の街並みも必見ですが、そばがお好きな方に一度は味わっていただきたいのが高遠(たかとお)そばです。

大内宿三澤屋さんの高遠そば

大内宿 三澤屋さんでいただいた「高遠そば」も、十割そばです。

そばに大根おろしとかつお節が乗せられ、冷たいだし汁が注がれています。

箸代わりに添えられた長ネギですくっていただきます。
(ふつうの箸も一緒に付けてくださいます。)

長ネギは薬味でもあるので、少しずつかじります。

コシのあるそばの風味もさることながら、大根おろしと長ネギの辛みがさっぱりしただし汁によく合い、あっと言う間に食べ終わってしまいます。


お店の建物は茅葺の民家が使われており、内部も風情があります。

わたし達は囲炉裏端の席に通していただきました。

タイムスリップしたような、なぜか懐かしい雰囲気もそばをさらにおいしくしてくれました。

大内宿三澤屋さんの外観と番号札

午前10時の開店時間を目指して出かけたのですが、開店前から行列ができていました。

土日祝日の昼前後は希望通りにはいかないこともあるようですが、メール予約もできます。

わたし達は予約できることを知らずに行きましたが、番号札を受け取り、順番を待つ間に大内宿をゆっくり散策することができました。



大内宿 三澤屋 
福島県南会津郡下郷町大内字山本26-1 
TEL 0241-68-2927

そばいろいろ

一口にそばといっても、それぞれの地域の特長があります。

その土地で採れたものは、その土地の水で料理され、その土地で味わうのが1番おいしいと思います。

お出かけ先で、その土地ならではのそばを味わうのもいろいろな発見があって楽しいですよ。

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