【魚焼きグリルでピザトースト】喫茶店のママから教わった4枚切り食パン使用のピザトースト

ピザトーストごはん

昔ながらの喫茶店の食事メニューって、おいしいですよね。

わたしには、幼い頃からよく連れて行ってもらった思い出の喫茶店があります。

コーヒーをはじめとしたメニューは厳選されていて、すこし暗めで温かい照明に独特の雰囲気があります。

サイフォンでコーヒーができていく様は、何度見ても飽きません。


その喫茶店のママさんが作るビザトーストがとてもおいしいんです。

地元の老舗パン屋さんの4枚切りの厚切り食パンと生サラミを使うのがポイントで、トースターでこんがりとよく焼いてくれます。

喫茶店の濃いコーヒーとも相性抜群です。


喫茶店のママが使っているのと同じ材料をそろえるのは難しいですが、似たような材料を集めれば家でもおいしいピザトーストが食べられます。

わが家にはオーブンレンジやトースターがないので、魚焼きグリルで焼いて作ります。
 

魚焼きグリルで作るピザトースト

材料と下準備

ピザトーストの材料

4枚切りの食パン
地元のパン屋さんで作って売っているような、しっかりした食パンがおすすめです。
食べたときの充実感がちがいます。
あらかじめ1枚を半分に切っておくと食べやすいですよ。

ピザソース
お好みのものをご用意ください。

たまねぎ
できるだけ薄くスライスします。
食感を楽しみたい場合はタテに薄切り、やわらかさを求める場合はヨコに薄切りにします。

ピーマン
こちらも薄く(細く)スライスします。
写真のような輪切りだと見た目もかわいらしく火の通りも良いですが、タテに切ったときと比べ少し苦みが出ます。
ピーマンが苦手な場合は、タテに細切りがおすすめです。

サラミ
細切りに刻んでおきます。
わたしはお手頃なドライサラミを使うことが多いですが、喫茶店のママによると生サラミがベストだそうです。

 
ピザ用チーズ
スライスチーズではなく、細切りになっているシュレッドチーズをたっぷり使います。
ちょっとお高いですが、セルロース不使用のチーズなら更においしいです。

 

作り方

わが家で使っている魚焼きグリルは、水なし片面焼きグリルです。

Rinnaiさんの家庭用グリル付ガステーブル(品名:KGM64BE)で、2015年春に買いました。
 

①魚焼きグリルを空焼きする

いったん丸めて開いて凸凹を付けたアルミホイルをグリルに敷き、3分ほど空焼きします。

予熱です。
 

②食パンの片面を焼く

※ わが家の魚焼きグリルは片面焼きなのでこの工程が必要ですが、両面焼きグリルならば「③具を乗せる」へどうぞ。

食パンをアルミホイルにのせ、弱火で2分ほど焼きます。

ピザトーストの作り方②

焼き加減はお好みです。


4枚切りで厚みがあるので食パンが火に近くなります。

焦げやすいので目を離すと危険です。

ピザトーストの作り方②´

 

③具を乗せる

いったん食パンを取り出します。

落ち着いて作業するため、いったんグリルの火を消します。


食パンを裏返し、焼き目のついていない面にピザソースを塗り、たまねぎ、ピーマン、サラミを散らします。

端までチーズをまんべんなく乗せます。

チーズを乗せないところは焦げやすいので、ていねいにチーズを広げます。

ピザトーストの作り方③

魚焼きグリルを点火し、再び空焼きして予熱します。
 

④ピザトーストを焼く

魚焼きグリルに具を乗せた食パンを入れ、弱火で3分~3分半ほど焼きます。

ピザトーストの作り方④

この焼き加減もお好みですが、魚焼きグリルは火力が強く焼き上がりが早いので、目を離さないようにします。

焼きあがったら冷めないうちにいただきましょう!
 

ピザトーストのできあがり

 

おいしいコーヒーと喫茶店

喫茶店で一番おいしいコーヒーを注文する方法

喫茶店のママにもうひとつ教わったのが、入った喫茶店で一番おいしいコーヒーを注文する方法です。

それは、「ブレンドコーヒー」を選ぶことです。


モカとかキリマンジャロとか、それぞれ好みのコーヒーの種類があるかもしれませんが、そのお店のブレンドコーヒーを頼むのがおすすめです。

お店の店主が試行錯誤を重ねてたどりついたレシピで淹れるのがブレンドコーヒーであり、店主が一番自信を持って出せる1杯だから、おいしくないわけがないのだそうです。
 

思い出の喫茶店

喫茶店のママは、母に連れられた保育園児のわたしを「だんごちゃーん!」と呼んでかわいがってくれました。

だんごちゃん

顔だけ真ん丸で体は痩せていたわたしが子供用の冬のつなぎを着せられていて、串だんごみたいだったのだそうです。

幼い頃のわたしはおとなしくてよい子だったので、他に子どものお客さんなどいないその喫茶店にも連れて行きやすかったと実母が言っていました。


わたしが実父母に一番よく連れて行ってもらった食べ物屋さんは、喫茶店かもしれません。

連れて行ってもらっていた喫茶店の中には、惜しまれつつ閉店してしまったお店もあります。

喫茶店のコーヒー豆を買ったとしても同じ味を家で味わうのは難しいですし、軽食メニューも、喫茶店で食べるからこそのおいしさがあります。

たまには、喫茶店の懐かしい空気を味わいに行きたいものです。

 

ごはん
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