平日5日間作らざるを得なくなった中学生の娘のお弁当【勇気の出るお弁当・番外編】

お弁当作らなくちゃなの~!?ごはん

もともと作らなければならなかった2日間に、娘のうっかりが重なってさらに3日間、合計5日間も中学生の娘のお弁当を作らざるを得なくなりました。

特に追加された後半の3日間は、やる気が出なくて困りました。

それでもわたしなりにがんばったので、記録を残すべくまとめてみます。

不安が的中し、恐れていたお弁当作りをすることに…

娘が通う中学校には、小学校のころのような給食がありません。

その代わり、地産地消を意識して作られた2種類のおかずから好きな方を選べる、スクールランチがあります。

スクールランチを利用してもいいし、自宅からお弁当を持参してもいい、というスタイルです。

わが家は当然のように毎日スクールランチのお世話になっています。

温かいお味噌汁が付くので、娘も喜んで食べていました。


ただ、スクールランチは

・一週間前までにメニューを食券機で予約しなければならない
・食券を買うための現金は職員室を通じてャージしてもらう 

など、ちょっと手続きがややこしいです。

そこに一抹の不安を感じてはいました。


新型コロナウイルスの影響による休校が明けてしばらく経ったころ、その不安は的中しました。

予定されていた体育大会のため、もともとスクールランチがなかったある月・火曜日の後の3日間、娘がうっかりして予約し忘れたと言い出しました。

「何とかならないの!?」と悪あがきしましたが、締め切り後に予約できるわけもなく、月~金曜の5日間のお弁当作りが確定しました。


夫のお弁当を作っているので、もうひとつ加わるだけではあるのです。

でも、作らずに済んだであろうその「もうひとつ」が、自分でも不思議なくらい負担感が大きいのです。

平日5日間の娘のお弁当

娘のお弁当を渋々作ることになりましたが、夫のお弁当と比べればやはり量が少ないので、ごはんを半分(時に半分以上)詰めてなんとかしのぎました。

そして、約2年ぶりに作り置きおかずを作りました。

お弁当作り開始の前日に作ったのは、

・ピーマンのおかか炒め 
・ひじき煮 
・きゅうりの浅漬け 
・油揚げの煮物 

の四つです。
 

月曜日

月曜日のお弁当

お弁当1日目は、

・白ごはんと梅干し 
・ピーマンのおかか炒め 
・ひじき煮 
・ミニトマト 
・甘い卵焼き 

です。

休みのためお弁当のいらない夫の好みは考える必要がなかったので、久しぶりに甘い卵焼きを焼きました。
 

火曜日

火曜日のお弁当

2日目は、

・白ごはんと梅干しとごま塩 
・ゆで卵 
・ミニトマト 
・味の素さんのエビ寄せフライ 
・きゅうりの浅漬け 
・油揚げの煮物 

です。

ここまでは、作り置きおかずを詰めてお弁当の空間を埋めました。
 

水曜日

水曜日のひじきごはん弁当

3日目は、

・ひじきごはんと卵と紅しょうが 
・トマト 
・ピーマンのおかか炒め 

です。

作り置きおかずのひじき煮と、すし酢を白ごはんに混ぜてひじきごはんにしました。

ひじきごはんの上に、刻んだ薄焼き卵と紅しょうがを乗せます。


薄焼き卵を焼いた時点でエネルギーを使い果たすだろうと考え、半分以上をごはんで埋められるよう、ごはんは多めに炊きました。

そして、ミニトマトよりもスペースが必要な、ふつうサイズのトマトを切ったものを使いました。
 

木曜日

木曜日の枝豆ごはん弁当

4日目は、

・枝豆ごはん 
・ゆで卵
・ミニトマト 
・キャンディーチーズ 
・さつま揚げ 
・きゅうりの浅漬け 

です。

前日に枝豆をゆでたとき、全部食べてしまいたいのをぐっとこらえてさやから出しておいた枝豆を混ぜて、枝豆ごはんを作りました。

さつま揚げは味付けせずそのまま魚焼きグリルで両面を軽く焼くだけで、お弁当のすき間を埋めてくれる優れものです。


この日のお弁当のテーマは何か、箸袋で娘に出題しました。

木曜日の箸袋

正解は、丸っこいものシリーズです。

娘はお友達と一緒にあれこれ考えて答えを当てたと言っていました。
 

金曜日

金曜日のムンクの叫び海苔弁当

待ちに待った最終日は、

・味の素さんのおにぎり丸2種類を仕込んだ白ごはんとムンクの叫び海苔 
・市販の白だしを使っただし巻き卵 
・ミニトマト 
・きゅうりとキャベツの浅漬け 

です。

ごはんの中身は、

金曜日のお弁当のごはんの中身

こんな風になっています。


アートなお弁当を作られるTwitterのフォロワーさんから、ごはんに海苔で絵を描くときには、

①海苔はしばらく調理台などに置いておき、少し湿気た状態で切ると扱いやすい
②台となるごはんはなるべく平らにする

と教わりました。

教わったことを思い出しながら、1時間ほど放置して湿気た海苔を切ってごはんに乗せました。


さらに、金曜日なのに卵焼きという手間のかかるものを作った自分をほめてあげたいです。

金曜日の箸袋に書いた心の叫び

箸袋で心の叫びを表しました。

娘は母の心の叫びを淡々と受け止めたようです。
 

もう、忘れないでほしい…

この後の娘のスクールランチは、おかげさまでしばらくは無事に予約完了となっています。

5日間だけ娘のお弁当作りをしましたが、やっぱり大変でした。

複数のお弁当作りを毎日のように続けておられる方々のすごさを痛感しました。

わたしにとって、日々のお弁当作りは夫のものひとつだけで十分です。

スクールランチを最大限活用し続けてほしいと、娘に改めて切実にお願いしました。

 

ごはん
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