ご祝儀袋をブックカバーとポチ袋にリメイク

いただいたご祝儀袋、リメイクしたらまだ使えそう...!ハンドメイド

先日、ハンカチと水引細工のヘアゴムで作ったご祝儀袋で姪に入学祝いを贈ろうと実家へ立ち寄ったとき、両親と兄夫妻が娘に中学校の入学祝いを手渡してくれました。

選んでくれたご祝儀袋がそれぞれかわいらしく、そのまま処分するのがもったいなくて、ブックカバーやポチ袋を作りました。

実母が選んでくれたご祝儀袋はブックカバーとポチ袋に

実家の両親から娘への入学祝いは、こちらのご祝儀袋に包まれていました。

実母が選んでくれたご祝儀袋

選んでくれたのは実母です。

文庫本サイズのブックカバー

ご祝儀袋のポップな柄がとても気に入り、わたしの身の回りのものに使いたくなりました。

わたしは100円ショップのダイソーさんで買った文庫本型のメモ帳を使っているのですが、カバーがなくて表紙の端が傷んできていました。

そこで、ご祝儀袋の紙を文庫本型メモ帳のカバーにすることにしました。
 

実母が選んだご祝儀袋を解体してみると...

ご祝儀袋を解体してみるとこんな感じになります。
 

ご祝儀袋を折ってブックカバーに

すでについている折り目をできるだけ生かして、ノートカバーを作ったときと同じ要領でカバーにしました。

サイズを合わせて余分な紙を切り取り、表紙を差し込めるように上下左右を折るだけです。

ご祝儀袋で作るブックカバーを取りつけてみました

ご祝儀袋に使われている紙は厚手で丈夫なので、バッグに入れての持ち運びにもしばらくは耐えてくれそうです。

ポチ袋

ブックカバーを作った後の余りの紙でポチ袋を作りました。
 

ご祝儀袋で作るポチ袋

こちらもすでについている折り目を生かして、表面に余計な折りすじが出ないようにして作りました。

よくあるサイズのポチ袋を作るには紙が足りなかったので、タテが短く、ヨコが長めです。

ご祝儀袋の水引の代わりの留め具も捨てられずに取っておいてあるので、このポチ袋を使うときの封に活用できればと思っています。
 

義姉が選んでくれたご祝儀袋はポチ袋3枚に

兄夫婦から娘への入学祝いは、こちらのご祝儀袋に包まれていました。

(短冊はすでに取った状態で写真を撮りました。)

義姉が選んでくれたご祝儀袋

選んでくれたのは義姉です。

やさしい義姉らしいチョイスです。

ポチ袋3枚

ひとつのご祝儀袋からポチ袋3枚を作りました。

義姉が選んだご祝儀袋を解体し、アイロンをかけました

まずは、ご祝儀袋の折り筋をできるだけきれいに伸ばします。

霧吹きで湿らせた当て布をして、アイロンをかけてみました。

折り筋を完全に無くすことはできませんでしたが、全体をきれいに伸ばせました。
 

ひとつのご祝儀袋から3枚分のポチ袋を取ります

市販のポチ袋を開いて型紙にしました。

そのままでは3枚分のポチ袋に必要な分量の紙がとれないので、型紙の上下の端の長さを少し短くしました。

すでについている折り筋を、ポチ袋の折り目に当たるように型紙の置き方を調整します。

どうしても折り筋が出てしまうときは、なるべく裏面に折り筋が来るようにしました。
 

ポチ袋を組み立てます

線に沿って紙を切り取り、必要なところを折ったり貼ったりしてポチ袋の本体を作ります。

 

もともと付いていた水引をリメイクした結びのし

ピカピカした水引が3本使われていたので、それを生かして結びのしを作りました。


手芸用ボンドで結びのしをポチ袋に貼り付けたらできあがりです。

ひとつのご祝儀袋から作る3枚のポチ袋

入学祝いを包んでいたお祝い事のご祝儀袋ですから、身内にあげるお年玉用のポチ袋として使う分にはありかなと思っています。

ご祝儀袋は素敵なものがたくさん!

ご祝儀袋に使われる紙は、和紙など、表情のある素敵で丈夫な紙が多いです。

スタイリッシュなもの、かわいいもの、ユーモアのあるものなど、贈り主の配慮や個性が垣間見えるようで楽しいです。

せっかくのご祝儀袋をそのまま処分してしまうのはもったいないので、少し手を加え、もうひと働きしてもらうのもいいですね。