【梅シロップ(梅ジュース)作り】ふたつの方法を試してみました

少しでいいので梅仕事したくなりますごはん

青梅や完熟梅が出回る時期になると、毎年なんとなくそわそわしてしまいます。

梅干しも梅酒も漬けたいのはやまやまですが、保存場所を考えるとわが家では作るものを厳選しなければなりません。

今年は空いた保存瓶がないので何もしないでおこうと思っていたのですが、ネットやテレビで梅仕事の話題に触れるうちに、やっぱり何か作りたくなりました。

梅シロップの材料

地元産の青梅がスーパーに並んでいたので、保存瓶の代わりにフリーザーバッグを使い、梅シロップを梅1kg分だけ作ることにしました。


梅シロップを作るのは初めてなのでいろいろ調べてみました。

  • 梅にフォークで穴を開けたり包丁で切り込みを入れたりして漬ける 
  • 早く水分があがるように酢を加える 
  • あらかじめ梅を冷凍してから漬ける 
  • 炊飯器で作る 

など、いろいろな作り方があります。

NHK きょうの料理のレシピサイト「みんなのきょうの料理」を参考に、包丁で梅に切り込みを入れて漬ける梅シロップと、冷凍した梅を漬ける梅シロップを作ってみることにしました。

ふたつの方法で作る梅シロップ

材料・用具

  • 梅 1kg 
  • 氷砂糖 1kg 
  • 消毒用の焼酎 少々 
  • フリーザーバッグ(大) 

を準備しました。


梅を洗ってヘタをつまようじの先で取り、水気をよく拭き取ります。

梅と氷砂糖を半分に分け、2種類の作り方で梅シロップを漬けました。

下準備した梅

梅に切り込みを入れて漬ける梅シロップ

サイト「みんなのきょうの料理」から、奥村彪生さんの「梅シロップ」、ほりえさわこさんの「梅シロップ」を参考にしました。

切り込み梅シロップ

包丁で梅に十文字の切り込みを入れ、フリーザーバッグに入れます。

フリーザーバッグに消毒用の焼酎を少量入れ、全体になじませたら焼酎を捨て、氷砂糖を加えます。

梅と氷砂糖をよく触れ合わせるため、仕込んでから2~3日はフリーザーバッグの上からなじませるように混ぜました。

丈夫なフリーザーバッグでも、混ぜるときに氷砂糖の角でわずかな穴が開いてしまったようなので、新しいフリーザーバッグに入れ替え、2重にしました。

切り込み梅シロップの変化

仕込んで1日後にはシロップがあがりはじめました。

フリーザーバッグなので、空気を抜きながら簡単に梅全体がシロップに浸かるように調整できます。

3日目には十分な量のシロップがあがっていました。


気温の低い日が続いたので台所に置いていましたが、6日目にやや蒸し暑い日がありました。

少し白い泡のようなものが見えたので、冷蔵庫に移動させました。


10日たつと、氷砂糖はほとんど溶けました。

冷凍した梅を漬ける梅シロップ

サイト「みんなのきょうの料理」から、ワタナベマキさんの「冷凍青梅」、「青梅シロップ」を参考にしました。

ワタナベマキさんのレシピは、青梅にフォークで穴を開けてから凍らせ、シロップを漬けるときに少量の酢を加えています。

簡単に作りたいのと、梅に切り込みを入れて作る梅シロップと味比べをしたいのとで、フォークでの穴開けと酢は省きました。

冷凍梅シロップ

洗ってヘタを取り、水気を拭き取った梅を、フリーザーバッグに入れて冷凍庫で凍らせます。

今回は12~13時間ほど凍らせました。

凍った梅を新しいフリーザーバッグに入れ、消毒用の少量の焼酎をなじませて捨て、氷砂糖を加えて袋の口を閉じます。

凍った梅が溶けながら氷砂糖も溶かしていくので、タオルを敷くなどフリーザーバッグの周りの水滴対策が必要です。

冷凍梅シロップの変化

梅に切り込みを入れて漬けるよりもシロップのあがり具合が早いです。

1日半くらいで全体に行き渡るくらいのシロップがあがりました。

こちらも、仕込んで7日目にやや蒸し暑い日があり、冷蔵庫に移動させました。

氷砂糖は10日後にほとんど溶けました。

梅シロップのできあがりと飲み比べ

できあがった梅シロップをさっそく飲み比べてみました。

梅シロップ:冷たい水=1:4くらいの割合で薄めるのが、氷なしで飲むにはちょうど良さそうです。

梅シロップの飲み比べ

どちらも梅の風味がさわやかで、おいしくできました。

梅に切り込みを入れて漬ける梅シロップは、冷凍梅を漬けるものに比べると、やや濃く、梅の香りが強いです。

冷凍梅を漬けた梅シロップは、あっさりしていてクセがありません。

夫は梅感の強い切れ込み梅シロップ、娘は飲みやすい冷凍梅シロップが好みだそうです。



梅シロップは子どもも一緒に楽しめるのもいいところですね。

フリーザーバッグを使えば保存瓶を洗って消毒する手間も省け、簡単に作れます。

気が早いですが、また来年も作りたいと思います。

ごはん
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