封をしたいとき、何か色味を添えたいときなど、適度な大きさのシールがあると重宝します。
わたしは折り紙でポチ袋を作ったとき、中身が飛び出してこないよう封をする目的でのシールが必要になることが多いです。
手持ちの紙と両面テープを使って、オリジナルのシールを量産してみました。
好きな紙と両面テープで作るオリジナルシール
材料・用具
シールの土台となる紙
お好みの紙でよいのですが、シールを使うときのことを考えると画用紙ほどの厚みがあると扱いづらいかもしれません。
厚過ぎず毛羽立ちにくい紙なら、コピー用紙でも折り紙でも和紙でも、割と何でも使えます。
もちろんシールラベルも!
両面テープ
幅広のものが扱いやすいです。
100円ショップで売られている幅20㎜の両面テープもおすすめです。
図形テンプレート定規
わたしが使うのは100円ショップで売られていた定規です。
シールの枠を描くのに重宝します。
絵柄を付けるもの
わたしは今まで作ってたまっている消しゴムはんこを主に使いますが、直接描き入れるものいいですね。
他に、鉛筆、消しゴム、はさみを準備します。
作り方
①紙に絵柄をつける
用意した紙に絵柄を付けます。
完成をイメージしながら適度な間隔を取ります。
わたしは消しゴムはんこを使うことが多いですが、直接イラストを描いたり、紙刺繍を使ったりしても楽しいですよ。
➁枠を描く
シールの枠を鉛筆で描き入れます。
小さすぎると封として使うときにきちんと用をなしてくれないので、わたしは直径20~30㎜の円形にすることが多いです。
実は、はじめに枠を準備してから絵柄を入れる方法も試しました。
わたしは消しゴムはんこを使うことが多く、はんこを枠の中央に押すというのがけっこう難しいのです。
そんなわけで、工程はこの順番に落ち着いています。
③紙の裏面に両面テープを貼る
枠もカバーできるよう注意しながら、紙の裏面に両面テープをできるだけ隙間なく貼ります。
ラベルシールを使えば、この工程は省けます。
両面テープを並べた筋は、できあがったシールのはく離紙を取る手がかりになってくれます。
④切り取って仕上げる
枠に沿ってはさみで一枚ずつ切り出します。
鉛筆の線の跡を消しゴムで消したらできあがりです。
作業中も完成後も楽しいシール作り
わたしはカラフルな色使いがあまり得意ではないのですが、ツイッターのフォロワーさんからかわいいポチ袋をいただいてちょっと気持ちが変わりました。
大好きな千鳥柄や亀甲柄も、色使いでポップでかわいいイメージになります。
「伝統的なモチーフもカラフルな色にしたらかわいいかも!」と思うようになりました。
なるべくカラフルになるように意識しながらシール作りをしてみると、想像以上に気分がうきうきして驚きます。
シールラベルを使って
市販のシールラベルを使うと、上記の工程③紙の裏面に両面テープを貼る作業を省けます。
土台となる紙の選択肢は狭まりますが、扱いやすいです。
紙刺繍で
ポチ袋を作ったときに出る半端な和紙に、糸の色合いを試すのに背守りモチーフの紙刺繍することがあります。
せっかくなのでこの試作品たちもシールにしました。
土台となる色を変えて
ツイッターのフォロワーさんから、青色系の様々な和紙がセットになったものをいただきました。
こちらに背守りモチーフを紙刺繍してシールにしてみると、白色の紙を土台にしたときとはずいぶん趣きが変わります。
お気に入りの紙、再利用したい紙があれば、シールに仕立ててみるのも楽しいですね。