お弁当で好きなおかずは何ですか?
「いくつかのおかずとごはん」がお弁当の定番スタイルかもしれません。
食べる側のときはうれしいものですが、それを毎日のように作るとなると、話はちがってきます。
お弁当に見合う量、たいていは少量のおかずを何品か用意し続ける、というのは、かなりの手間です。
「お弁当作り、疲れてマンネリ化してきちゃった・・・。」
「めんどうだけど、作らないわけにもいかないなあ。」
というときは、おかずひとつのお弁当もよいですよ。
わたしが実際に作って夫に持たせたお弁当を3つご紹介します。
一品おかずのお弁当
かつ丼弁当
手軽で、食べる人にも喜んでもらいやすいのが、丼物のお弁当です。
写真は、スーパーでタイムセールされていたとんかつを、卵とじにして白ごはんの上に乗せたかつ丼弁当です。
ほかに同じくらいの手間で作れるのは、
- 親子丼
- 豚丼
- 牛丼
あたりでしょうか。
親子丼は、わたしが作ると汁気が多くなりがちです。
お弁当のときは水溶き片栗粉でとろみをつけるようにして、つゆだくになり過ぎないようにします。
肉野菜炒め弁当
- 野菜をひとつだけでも切る元気がある
- 味の素さんのクックドゥシリーズ、キッコーマンさんのうちのごはんシリーズなど市販のおかずの素がある
というときは炒め物を作って白ごはんの上に乗せてしまいます。
野菜が1種類でも入ると、
「楽をしすぎかも・・・」
「手抜きすぎる・・・」
というネガティブな気持ちがあまり起こりません。
盛り付けを気にせず、作った炒め物をどーんと乗せるだけなので、楽です。
焼きそば弁当
たっぷりの野菜と肉を入れれば、焼きそばだけでも充分です。
焼きそばを作るときは、
- 先に麺だけ3~4分焼いて取り出しておく
- 野菜や肉を炒めたら麺を戻し入れる
- ソース(焼きそば麺に付いている粉末ソース)は火を止めてから混ぜる
の3点に気をつけています。
特に、ソースは火を止めてから混ぜるようにすると、麺同士がくっつかず、お弁当でも食べやすい焼きそばになります。
焼きそば麺をうどんに、調味料をしょうゆや麺つゆに替えれば、焼きうどん弁当になります。
夫の転職初日のお弁当を、焼きそばだけ弁当にしたことがあります。
当時はわたしもフルタイム勤務時代の終盤手前で、心に余裕がありませんでした。
ちょうど、「ランチに麺料理を食べると人とのご縁がつながりやすい」という風水占いか何かの情報を目にしたところでもありました。
夫の焼きそば弁当をチラ見した社長さんからは、
「パンチの効いた弁当だな・・・。」と言われたそうです。
お弁当にもメリハリがたいせつ
お弁当に、作りおきのおかずを活用される方もおられるでしょう。
わたしは冷凍食品の発達に助けられています。
でも、ときどきお弁当を作るのに飽きてきてしまいます。
食べる側も飽きてしまうようで、
「週に1~2回は、全く同じ弁当になってるねえ。」
と、文句や不満ではなく、ありのままの事実を告げられることもあります。
お弁当作りを休めないなら、いつもより省エネのお弁当を作ってしのいではいかがでしょうか。
食べる側からも、予想以上に喜ばれますよ。