懐かしさ満点の、焼かないみそおむすび
みそおむすび、焼きますか? 焼きませんか?
わたしは、焼きません。
(焼くのが面倒というのもありますが)、幼い頃から食べてきたのが、生みそおむすびだからです。
「みそおむすびを焼く」のは、義姉が嫁いで来て作ってくれるまで、食べたことがありませんでした。
夫も、焼かないみそおむすびを食べて育ってきたそうです。
わたしの作る大まじめ手抜き料理を、ほぼ文句を言わずにだまって食べる夫からたまにリクエストされるのが、みそおむすびです。
でも、
- わたしの手の皮ふが荒れておらず、傷がない
- 作ったらすぐに食べられる
というときでないと作れません。
特に、「作ったらすぐに食べられる」というのが大切です。
生みそおむすびなので、時間を置くとみそがカピカピに乾いて香りも飛ぶので、おいしくありません。
炊きたてのごはんを急いでおむすびにしたら、生みそを周りに塗って、できるだけすぐに食べます。
おむすびの中のごはんが、まだほんのり温かいくらいが一番おいしいと思います。
使うみそは、よく発酵されたものがおいしいです。
シンプルなごはんこそ、材料はこだわった方がいいです。
生みそおむすびは、作りたてが一番おいしいです
焼かない生みそおむすびは、お弁当には不向きです。
タイミングに注意が必要なのが生みそおむすびなので、
わが家では、全員がそろう日の晩ごはんとして登場することが多いです。
夫のリクエストにこたえた、生みそおむすび定食
- 生みそおむすび
- 永谷園の松茸のお吸い物
- 茶碗蒸し
が夫の好きな組み合わせなのだそうです。
野菜がない・・・。たんぱく質もない・・・。
2019年の新年初料理
- 生みそおむすび、しおむすび
- 永谷園の松茸のお吸い物
- いただき物のりんご、みかん、
- いただき物の切り干し大根の漬物
です。
2019年のお正月期間中、初めてわたしが作った料理です。
生みそおむすびは夫の、しおむすびは娘のリクエストです。
二人ともわたしの手抜き性格をよく理解した上でのリクエストです。
野菜よ・・・。たんぱく質よ・・・。
おかずいらずのみそおむすび
おむすびは、基本的におかずいらずの食べ物だと思います。
具の入っていないみそおむすびも、十分におかずいらずです。
幼い頃の懐かしさが、生みそおむすびを余計においしく感じさせるのかもしれません。
他の食事で、野菜やたんぱく質の補給は必要なのでしょうが、
みそおむすびは、みそおむすびだけで味わいたいです。