やわらかめのゼリーが好きなので、粉寒天を表示通りに使って作る寒天ゼリーの食感が少し苦手です。
でも、表示の2~2.5倍量の水分を使うと、ゼラチンを使ったときと同じくらいやわらかな、ゆるめの寒天ゼリーが作れます。
ゆるゆる寒天ゼリーの作り方
粉寒天の表示を見ると、1包=4gで500~600ml分の水分を固めるようになっています。
粉寒天1gで125~150ml分の水分を固めることになり、寒天らしい歯ごたえに仕上がります。
ゆるゆるでやわらかな仕上がりにするためには、水分を増やします。
わたしは、粉寒天1gで300~400ml分(1包=4gで1200~1600ml分)の水分を固めるくらいの割合で作ります。
材料・用具
粉寒天 1g=小さじ1/2杯
水 100ml
砂糖 大さじ1/2杯くらい
お好みのジュース(今回はりんごジュース) 200ml
片手鍋、計量スプーン、計量カップ、かき混ぜるためのお玉やさじ
今回は水とジュースを合わせて300mlにし、その水分を1g=小さじ1/2の粉寒天で固めました。
400ml分の水分にする場合は、
- 水→200ml、砂糖→大さじ1杯にして、ジュースの分量はそのまま
- 水と砂糖の分量はそのままで、ジュースを300mlにする
などして調整します。
作り方
①粉寒天を水で煮溶かします
粉寒天と水を鍋に入れ、火に掛け、煮溶かします。
煮立ってからも、火を弱めて2分ほどかきまぜながら火を通します。
②味付けします
火を止めたら、砂糖を加えて溶かします。
火はつけないまま、さらにジュースを加えてよく混ぜます。
③器に注ぎ、冷やします
器に注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やします。
寒天なので常温で固まります。
器に注いで2~3分後にはすでに固まりはじめています。
お好みの固さで作る寒天ゼリー
わたしはゆるめのゼリーが好きなので、表示の2~2.5倍強の量の水分で寒天ゼリーを作ります。
粉寒天でもゼラチンを使ったようななめらかな食感に近づきますし、常温で固まるのも助かります。
ポイントは、
- 粉寒天をよく煮溶かす
- 火を止めてから味付けをする
です。
自分で作れば、好きなだけ果実を加えた食べ応え満点の寒天ゼリーにすることもできます。
(→ 「大きいみかん類の皮むきでリフレッシュ&寒天ゼリー」)
食物繊維が豊富でヘルシーな粉寒天を使ったゼリー、後味もさっぱりしていますので暑い季節におすすめですよ。