コンパクトに楽しめる月岡温泉へ友人たちと三人旅

月岡温泉の飲泉はすごいですおすすめ

新潟県新発田市の月岡温泉へ、友人たちと3人で一泊旅行に行きました。

それぞれに一度は行ったことのある月岡温泉ですが、多くの街歩きスポットができてから訪れるのは今回が初めてでした。

「美人になれる湯」と言われる温泉はもちろん、試飲、試食、足湯などが体験できる温泉街の散策もおすすめです。

月岡温泉の旅のしおり

「人様が作ってくれたごはんを食べながら、帰り時間を気にせずゆっくりおしゃべりする」

を第一目的として計画した旅でしたが、温泉と充実の温泉街のおかげで予想以上に月岡温泉そのものを楽しめました。

少し歩くだけでいろいろな体験ができる月岡温泉の街歩き

宿にチェックインしてから夕食までの時間と、チェックアウト後の2回に分けて月岡温泉街を散策しました。

その中から特に印象的だった5か所をご紹介します。

夕方に行った街歩きスポット

新潟地酒 premium SAKE 蔵 KURA(にいがたじざけ ぷれみあむ さけ くら)

新潟地酒 premium SAKE 蔵 KURA さんの外観

3人でまず向かったのは、新潟県内のプレミアムクラスの日本酒がそろう「新潟地酒 premium SAKE 蔵 KURA」さんです。

600円で好きな銘柄の地酒をおちょこ3杯試飲できます。


カウンターでお金を払うとおはじきを3つもらえます。

おはじき1つでおちょこ1杯の試飲が基本ですが、一部、おはじき2つを必要とする高級品もあります。

新潟地酒 premium SAKE 蔵 KURA さんの店内

テーブルに岩塩が置かれていて、それを自分たちで削って舐めながらゆっくり試飲できます。

100種類近くの地酒が並んでいるので、どれにするか迷ってなかなか決められません。

わたしは、おはじき1つの銘柄と、おはじき2つの銘柄の2種類にしました。

これまでほとんど日本酒を飲んだことがなかったわたしでも、楽しく迷っておいしく試飲できました。


新潟地酒 premium SAKE 蔵 KURA 
新潟県新発田市月岡温泉566-5 
TEL 0254-32-1101

新潟地物 premium SELECTION 旨 UMAMI(にいがたじもの ぷれみあむ せれくしょん うまみ)

新潟地物  premium SELECTION 旨 UMAMI さんの入り口で

新潟地酒 premium SAKE 蔵 KURAさんのななめ向かいにある「新潟地物 premium SELECTION 旨 UMAMI」さんにも立ち寄りました。

新潟の干物や発酵食品が集められたお店です。

ひとり1杯の白ごはんを片手に、干物や漬物が試食できますし、だし汁を注いでだし茶漬けを楽しむこともできます。

糀ドリンクも試飲できます。


夕食前だったので試食は遠慮しましたが、だし汁を試飲しました。

新潟の老舗味噌屋・峰村醸造さんのだしパックを煮出しただし汁をいただき、体に沁みるおいしさに感動しました。

「このおだしはまた味わいたい!」と思い、自宅用のお土産にしました。

峰村醸造さんの贅沢だし



新潟地物 premium SELECTION 旨 UMAMI 
新潟県新潟市月岡温泉565-1 
TEL 0254-32-1101

月あかりの庭

月あかりの庭

日が落ちて辺りが暗くなってきたので、宿に戻りつつ「月あかりの庭」を散策しました。

いろいろな和柄がデザインされた行灯が並んでおり、絶好の写真撮影スポットです。

月あかりの庭の行灯

写真を撮るのが下手なわたしは、撮影を友人たちに任せ、暗がりに浮かぶ幻想的な明かりに見入っていました。

昼間に行った街歩きスポット

あしゆ湯足美(ゆたび)

あしゆ湯足美

宿をチェックアウトしてからまず向かったのは「あしゆ湯足美」です。

演舞場を囲むように作られている無料の足湯で、中央には手湯もあります。


服のままゆっくり体を温められる足湯はとても気持ちがいいです。

月岡温泉の温泉を気軽に楽しめますので、日帰りで訪れるときには特に立ち寄っていただきたい場所です。

源泉の杜(げんせんのもり)

源泉の杜の湯掛け像

月岡温泉発祥の地で、手湯や願掛け像があります。

飲泉ができますが、硫黄泉ということもあり、「自称日本一まずい温泉」だそうです。

もちろん試しに飲んでみましたが、茹ですぎたゆでたまごの黄身の香りが鼻から抜ける透明のお湯、です。

キャッチフレーズに偽りのないまずさで、おいしいものだらけだった旅の一番最後に味わったことをそろって後悔しました。

充実し続ける月岡温泉

月岡温泉のキャラクター・ゆららちゃん

月岡温泉は大正4年(1915年)の開湯です。

100年以上を経て、温泉街には個性的な新しいお店が次々に誕生しています。

また、

・吹きガラス体験のできる施設「手造りガラスびいどろ」
・地産地消と食育がテーマの複合施設「月岡わくわくファーム」

などのお出かけスポットも近くにあります。

泊りがけはもちろん、日帰りでも楽しめる場所がたくさんありますよ。

詳しくは、月岡温泉観光協会のホームページをご覧ください。

「月岡温泉 美の湯 風鈴屋」さんに泊まりました

風鈴屋さんの外観

今回の旅で泊まったのは「月岡温泉 美の湯 風鈴屋」さんです。

宿を決めるときに友人が熱心に調べ、土曜日の宿泊にも関わらず、1泊2食でひとり税込み11,000円という素敵な価格の風鈴屋さんを見つけてくれました。

風鈴屋さんの大庭園

風鈴屋さんは月岡ニューホテル冠月さんが前身の、庭園の美しいお宿です。

部屋の換気扇の音に建物の歴史を感じますが、館内はきれいにリフォームされています。

風鈴屋さんの焼きマシュマロと浴衣

ロビーの囲炉裏でマシュマロを焼いて楽しめますし、女性用の浴衣は好みの色柄を自分で選べます。


浴場は2019年にリニューアルされました。

美肌効果が期待できる月岡の源泉が使われるお風呂は、大浴場と露天風呂があります。

ひんやりした外気とやさしい温度の露天風呂でじっくり温まれます。


お料理は新潟の海の幸・山の幸が堪能できます。

風鈴屋さんの夕食

夕食は宴会場のテーブル席でいただきました。

風鈴屋さんの朝食

朝食はビュッフェスタイルです。


わたしたちにはおなじみの新潟産の食材ですが、プロの手によるお料理を一度に何種類も食べられるのは、やはり最高のぜいたくです。



旅館の従業員さんには放っておいてもらうくらいがむしろ気楽で助かると感じるわたしたちにとって、風鈴屋さんのおもてなしの距離感はとても快適でした。


月岡温泉 美の湯 風鈴屋 
新潟県新発田市月岡温泉130番地 
TEL 0254-32-1000

自由に過ごした1泊2日

一緒に旅をした友人たちとは前の職場で同僚として出会いました。

それぞれの背景も違いますし、職場も変わりましたので、近くに住んではいてもゆっくり会って話す機会がなかなかありませんでした。

友人のひとりが、

「会って飲むのもいいけど、3人で近くの温泉にでも泊まってゆっくりできたらいいね。」

と言ったのがきっかけで、とんとん拍子に日付が決まり、行き先も、気軽に行けて街歩きもできる月岡温泉に決まりました。

わたしは、結婚してから初めての友人との泊りがけの外出でした。

たくさん写真を撮ったり、ここぞとばかりに飲み続けたり、早寝したり、三者三様の過ごし方でした。

「この人はこうしてるのが好きなんだな」とお互いの違いをおもしろがるので余計なストレスがなく、とても楽でした。

泊まれるので帰宅時間を気にしなくてもいいし、上げ膳据え膳なのもわたしにはたまらないごほうびでした。

友人たちとの旅行、次はどこの温泉がいいかな…。

おすすめ
よろしければ、フォローをお願いいたします。
ちょっとひとてま ひとやすみ