ごはんとみそ汁と何品かのおかず、という理想の晩ごはんを毎日準備するのは大変です。
作る人のやる気もコンディションもさまざまなのが日々の暮らしです。
「家で作らなければいけないけど、なんだか疲れちゃった・・・。」
「コンビニに買いに行くのもめんどう。」
「外食に出かける元気がない・・・。」
というときに、単品をいつもより多めに作って、単品パーティーにしてみると楽しいですよ。
作る元気がない、というよりも、品数を作るめんどうさに負けて、わたしはよく単品パーティ晩ごはんにしています。
実際にわが家で作った単品パーティー晩ごはん8つをご紹介します。
ふだん晩ごはん作りをされている方には、
「こんなメニューでもなんとかなるんだ・・・!」
とご自分の料理に自信を持っていただけると思います。
わが家の単品パーティー
おかず単品で
焼き鳥パーティー

地元の焼き鳥専門店の焼き鳥をたらふく食べる、焼き鳥パーティー晩ごはんです。
ごはんとみそ汁は作らず、予約して買ってきた焼き鳥と、ありあわせの野菜と冷ややっこ、各自好みの飲み物だけです。
この焼き鳥は家族みんなの大好物です。
鶏肉の間には長ネギではなく玉ねぎが使われ、炭火で焼かれているので香ばしさもあります。
たれもあるのですが、飽きのこない塩味がおいしいです。
コロッケパーティー

地元の肉屋さんで作っている1個39円のコロッケをひたすら味わう、コロッケパーティー晩ごはんです。
やはり、ごはんとみそ汁なしで、ありあわせの野菜と各自好みの飲み物だけです。
コロッケはほんのりカレー味なので、ソースもいりません。
コロッケは毎回15~20個買います。
白ごはんとも相性抜群なので、翌日のお弁当は残したコロッケがおかずのコロッケ弁当になります。
ぎょうざパーティー

市販の生ぎょうざをホットプレートで焼きながら食べる、ぎょうざパーティー晩ごはんです。
ごはん・みそ汁なしで、ぎょうざの他は野菜と飲み物だけです。
写真のときは、塩味控えめに作った浅漬けと皮をむいたみかんをそえました。
あんをこね、ひとつずつ皮で包む手作りぎょうざはおいしいですが、なかなか手間のかかるおかずです。
「焼きたて」に重心を置き、次々にぎょうざを焼いていきます。
家族3人で80~90個ほど食べます。
炭水化物大好き
おむすびパーティー

夫からの数少ないリクエストのひとつが、焼かないみそおむすびです。
多めのおむすびに簡単な汁物と漬物をそえて、おむすびパーティー晩ごはんにします。
写真のときは、お米3合分のごはんを使い、焼かないみそおむすびとしその実漬を入れたおむすびを作りましたが、あっという間に食べ終わりました。
雑炊パーティー

雑炊も家族みんなの好物なので、たくさん食べたいがために雑炊パーティー晩ごはんになりがちです。
なめこ雑炊にトッピングするキムチ以外にそえるおかずはなく、ひたすら雑炊を味わいます。
うどんパーティー

家に眠っていたうどんを食べるための、 うどんパーティー晩ごはんです。
1種類だと量が足りないので、思い切って2種類食べてみることにしました。
ひとつはざるうどん風に、もうひとつは釜揚げうどん風にホットプレートの鍋でゆでながら食べました。
めんつゆはだしパックを煮出してしょうゆで味付けしたつけつゆと、豚肉入りの温かい汁を用意しました。
細ねぎを大量にそえると、色もきれいですし、野菜を食べた気分にはなれます・・・。
焼きそばパーティー

夫の父からもらった焼きそばセットを楽しむため、焼きそばパーティー晩ごはんにしました。
あんかけ焼きそば、塩焼きそば、ソース焼きそばを2人前ずつ作り、大皿から各自が取って食べました。
合計6人前の焼きそばだったので、さすがに食べ切れず、残った焼きそばは翌日の朝ごはんになりました。
番外編:デザートメイン
いちごパーティー

あまおう、とよのか、越後姫を1パックずつ夫が買ってくれたため、急きょいちごパーティー晩ごはんにしました。
いちごは品種でお皿を分けました。
いちごを収めるおなかの余裕を守るため、ごはんとみそ汁のみの食事にしました。
思う存分いちごを食べられて、本当に幸せでした。
「パーティー」と言ってしまえば何とかなる
単品のメインの食べ物を量を増やして用意し、家族そろっていただくのがわが家の「パーティー」です。
栄養バランスは悪いですが、疲れているときには少しでも楽しく食べることを優先させます。
ひたすら雑炊を食べる雑炊パーティーも、いちごにメインの座を奪われたいちごパーティーも、
「きょうはパーティーだよ」
と言ってしまえば、特別手の込んだ食べ物がなくても、何となく楽しくなってきます。
手抜き晩ごはんではありますが、どうせなら堂々といさぎよく手抜きすると、予想以上に喜ばれますし、疲れもどこかに消えてくれますよ。