大根の下茹でなしで、おでん【勇気の出る晩ごはん】

好きなおでんの具も、それぞれですごはん

旬の大根なら、下茹でなしでもきっと大丈夫

いただきものの大根が1本残っていたので、おでんを作りました。


実は、夏の終わりに無性に大根が食べたくなり、スーパーで買った大根をまるまる1本分、鶏肉と一緒に煮物にしたことがありました。


お米のとぎ汁で下茹でをし、40分ほど煮た後に半日休ませ、さらに20分ほど煮たのですが、苦さと固さでとても食べきれませんでした。


家族にも大不評で、出されたものは完食する主義の夫も、残していました。


でも今回は、地ものの、旬の大根です。

下茹でなしで作ってみることにしました。

旬ですから。

手間を省いたおでんの作り方

晩ごはんまでに味をしみこませる時間がほしかったので、朝作り始めました。

下茹でしないで大根を煮る

大根の皮をむいて輪切りにします。

おでん種に付いているスープを指定の量の水で薄めて、切った大根を入れて煮ます。

沸騰したら火を弱め、1時間くらい煮ます。

煮詰まってくるので、途中で水を足しながら煮ます。

下茹でなしで大根を煮ます

大根は、面取りをした方がいいです。

煮ている最中に移動させたり、盛り付けたりするときに端が崩れないからです。


でも、今回は面取りをしませんでした。

面取りした後に残る、大根のかけらたちを再利用するための料理が面倒だったからです。


圧力鍋で大根を煮ていたこともあったのですが、今は時間がかかることを承知の上で、ひたすら鍋で煮ています。

鍋でコトコトと火を通した方が、やさしい大根に仕上がる気がするからです。

油抜きしないで具を加えて煮る

今回は、ゆでたまごも、こんにゃくも、ロールキャベツも入れませんでした。

加えたのは、こちらの具です。

おでんの具たち

さつま揚げ、厚揚げは油抜きした方がいいのでしょうが、しませんでした。

大根を鍋の端によせてスペースを作り、具たちを入れます。

沸騰後、30分ほど煮ます。

油抜きなしで、おでん種を加えます

大根は、縦にして並べると広めのスペースができます。

いったん冷ます

鍋にふたをして火を消し、そのままそっとしておきます。

晩ごはんのときに、よく温めてから食べます。

今回は、朝作って晩ごはんに食べるまで、9時間ほど空きました。

家族の反応

おでんで晩ごはん

ごはんを炊くのが面倒だなあと思っていたら、お料理上手なご近所さんが海苔巻きを作って持ってきてくださったので、ありがたくいただきました。


このいただき物がなかったら、

魚焼きグリルでお餅を焼いて、おでんに加えていたと思います。

娘の反応

おでんが大好きな娘は、いつもの晩ごはんの倍くらいの速さで完食しました。

大根も、おいしいと言って食べていました。

夫の反応

大量のおでんをペロリと完食していました。


大根は下茹でなしでいきなり煮たことを白状したら、過去にわたしが失敗した大根の煮物を思い出したのか、

「だいじょうぶだよ。煮かたじゃなくて、大根そのものの問題かもね。」

と言っていました。

好きなおでんの具も、それぞれです

具の油抜きをしませんでしたが、おでんが油っぽくなることも、味の沁み具合が悪いこともありませんでした。


旬の大根なら、下茹でなしでもおいしくおでんが作れます。

ごはん
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