友人から、自宅で採れたという新生姜をいただきました。
新生姜というと甘酢漬けにする初夏の矢生姜や葉生姜のイメージが強いですが、秋は根生姜の旬なのだそうです。
( → フーズリンク 旬の食材百科 「ショウガ(生姜/しょうが)」 参照)
黄土色のひね生姜にはなじみがありますが、青い部分がついたままの生姜を扱うのは初めてです。
友人のおすすめの食べ方も含め、おつまみ・おかず・お風呂で活用しました。
新生姜でおつまみ・おかず・お風呂
おつまみ
生で
「おいしいし、何より簡単!」と友人が一押しで教えてくれたのが、味噌を添えたスライス新生姜です。
少し皮をむいた新生姜を薄切りにして、味噌を付けながら食べます。
新生姜のさわやかさをダイレクトに味わえ、おつまみにもってこいです。
わが家では、夫と娘が生姜・大葉・柚子など薬味に類する食べ物を好まないので、わたしだけでおいしく堪能しました。
漬けて
スライスした新生姜を、岩下食品さんの「岩下の新生姜」の漬け汁に漬けてみました。
岩下の新生姜は本体だけでなく漬け汁もおいしいので、ふだんはもっぱら玉ねぎのスライスを漬けます。
今回はその漬け汁に新生姜を漬けたのですが、こちらもおつまみに最適です。
お弁当にも活用すべく、刻んでちらし寿司に混ぜ込んでみました。
張り切って多めの生姜を混ぜたので、娘にはちょっと刺激が強かったようです。
わたしと夫はおいしく食べました。
わが家では実行が難しいですが、刻んで白ごはんに混ぜただけでもおいしいと思います。
おかず
新生姜について、友人からは「すりおろすとさらっとなっちゃうんだよね」と言われました。
でもやっぱり生姜と言えば豚肉の生姜焼きかなぁと思い、作ってみました。
わたしが全幅の信頼を置く NHKきょうの料理のレシピサイト「みんなのきょうの料理」 で検索し、栗原はるみさんの「豚のしょうが焼き」を参考にしました。
友人の言う通り、新生姜をすりおろすと水分が多くサラサラしていて、フレッシュなのがよく分かります。
値段に負けて、使ったのは豚小間切れ肉です。
新生姜のおかげで穏やかな味付けになり、家族にも好評で「また作って~!」の声をもらえました。
お風呂
緑色の部分は食べるには筋が多そうですが、ハーブのようにいい香りがします。
入浴剤になるのではないかと思い、試してみました。
生姜の緑色の部分をよく洗い、キッチンばさみで適当な大きさに切ります。
不織布に入れて口を縛り、湯を張るときから浴槽に入れておきました。
ほのかに生姜の香りが漂うくらいで、夫や娘(←とても鼻がいい)も抵抗感がなかったようです。
温かみのあるほのかな生姜の香りは、ほっとします。
たくさん楽しめる新生姜
今回わたしが試した以外にも、生姜にはもっといろいろな活用法がありそうです。
今まではもっぱらひね生姜、あるいはチューブ入りのおろししょうがを買っていましたが、これからは新生姜も選択肢に入れようと思います。