【扇子入れ】100均の材料で試しに作ってみた結果・・・

扇子入れ、どんな方法で作る・・・?ハンドメイド

先日、100円ショップのダイソーさんでそろう材料で扇子を作ってみました。
(くわしくは、「【オリジナル扇子作り】100均でそろう材料でお手頃&お手軽に」の記事をご覧ください。)

扇子を作った目的は、暑い時期の外出で持ち歩いて涼をとるためです。

扇子を持ち歩くときは、扇子入れを使った方が傷みません。

せっかくなので扇子入れも100円ショップでそろう材料で作れないか試してみました。


結果としては、「扇子袋」として売られているものをアレンジして完成しました。

テープヤーンをかぎ針で編んでもみましたが、扇子入れとしては失敗でした。

失敗談も含めて、100円ショップでそろう材料で作る扇子入れをご紹介します。

テープヤーンをかぎ針編みで編んでみました → 失敗

テープヤーンで作った扇子入れ

テープヤーンとUVチェッカーで作った扇子入れ

100円ショップの手芸コーナーに、きれいな水色のテープヤーンが売られていました。

紫外線の強さがビーズの色でわかる「UV CHECKER(UVチェッカー)」も、アクセサリーコーナーで見つけました。

テープヤーンを5号のかぎ針で編んで細長い巾着を作り、UVチェッカーを巾着の紐にしました。

さわやかな見た目の扇子入れができあがりましたが、失敗でした。

失敗だった理由

実際に扇子を入れようとすると、扇子の骨にテープヤーンの繊維が絡んで、スムーズに入りません。

扇子の骨に、さらにサンドペーパーでやすりをかけてみましたが、繊維が絡んでくる状況はあまり変わりませんでした。

扇子を入れて持ち歩くためのものなので、出し入れするたびに繊維が引っかかるようでは実用的ではありません。

テープヤーンの色合いは良かったのですが、残念ながら扇子入れとしての素材には向きませんでした。

「扇子袋」をアレンジしました → 成功

フェルトで作ることも考えましたが、扇子の骨が引っ掛かり毛羽立ってしまいそうです。

調べてみると、布で扇子入れを作る方法が複数の手芸の本に載っていました。

わが家にはハギレがありませんので、材料からそろえようとすると予算オーバーです。

100円ショップにもう一度行ってみると、「扇子袋」が売られていました。

100均の扇子袋

材料・用具

「扇子袋」

洗えるフェルト 

ビーズ、紙、チャコペン、糸、はさみ、針 など

作り方

①好みのモチーフをフェルトで作る

扇子入れの作り方①好みのモチーフをフェルトで作ります

フェルトを切り抜き、あらかじめ刺しゅうなどをします。

本体に縫いつける前に、できあがったモチーフを水洗いしてチャコペンの印を消し、よく乾かしておきます。

②モチーフを本体に縫いつける

扇子入れの作り方②扇子入れの本体を準備します

「扇子袋」にはワンポイント刺しゅうがついています。

シンプルでかわいいのですが、今回はあらかじめついているワンポイント刺しゅうを隠すようにモチーフを配置しました。

モチーフで刺しゅうを隠し切れないものは刺しゅうの糸を切って取りのぞきましたが、ミシンで縫われているので手間がかかりました。

扇子入れの作り方②扇子入れの本体を準備します

フェルトで作ったモチーフは、まつり縫いで本体に縫いつけます。

扇子入れの内側にまつり縫いの糸が出ないよう、外側の布と内側の布の間に糸を通すようにしました。

縫い始めと縫い終わりの玉結びも、内側に出ないようモチーフと外側の布の間に収めました。

できあがり

びじゅチューン!「人を真似る瓶」の瓶さんをアップリケした扇子入れ

びじゅチューン!「人を真似る瓶」の瓶さんをアップリケした扇子入れ

大好きなNHK Eテレの番組「びじゅチューン!」の作品の中から、「人を真似る瓶」に登場する瓶さんをアップリケしました。
(「びじゅチューン!」の公式サイトはこちら

UVチェッカーのビーズを瓶さんのアクセサリーにしました。

黒色の細いリボンがなかったので、黒色の手縫い糸をレース用のかぎ針でくさり編みにし、ビーズを通しました。

「びじゅチューン!」のキャラクターたちを1色のボールペンで描いたオリジナル扇子と共に、娘のものになりました。

梅の花をアップリケした扇子入れ

梅の花をアップリケした扇子入れ

もんきりあそびモチーフを貼ったオリジナル扇子を入れるための扇子入れです。
(「もんきりあそび」について、くわしくはこちらの記事をご覧ください。)

白いフェルトを小さな梅の形に切り抜き、刺し子用の太い糸で花弁を刺しゅうしました。

わたしは梅のモチーフが好きなので、こちらはわたしのものになりました。

手軽にアレンジを楽しめるのも100円ショップのいいところ

扇子入れも扇子も、本体部分は100円ショップで売られているものですが、自分の好みに手を加えることで、お気に入りのものが作れます。

材料によっては、手芸店やホームセンターでそろえた方がお得で、作業しやすいものもあります。

でも試しに作ってみようというときは、100円ショップで売られている材料が便利です。

何かを手作りする時間は楽しいですよ。