塩むすびが主役のお弁当を何度か作りました。
(→「塩むすびでお弁当【勇気の出るお弁当・利き塩むすび選手権】」)
でも、お弁当を食べる当本人の夫から、
「おれ、そんなに塩むすび好きじゃない…」
と衝撃の告白を受けました。
おむすびを作るのは手間がかかることもあり、最近は塩むすび弁当から遠ざかっていました。
使い切ったろく助塩を新たに買い足したとき、
「塩むすびじゃなくて、調味料を塩だけにしたお弁当もいいかな…」
と思いつき、作ってみました。
調味料は塩だけ弁当
使った塩は「ろく助塩」
ろく助塩は、干ししいたけ、昆布、ホタテの旨味をまとった塩です。
以前、義母が誕生日にプレゼントしてくれてその存在を知りました。
旨味が含まれているので、ゆでたまごにパラパラ振りかけても、ろく助塩だけで肉をソテーしても、塩むすびを作っても、どれもおいしいです。
塩むすびは入れないけど、調味料は塩だけ弁当
お弁当の中身は、
・卵焼き
・鶏肩肉の塩焼き
・キャベツとにんじんの即席漬け(=塩もみ)
・ミニトマト
・白ごはんに梅干しとごま塩
です。
ろく助塩を愛用されているツイッターのフォロワーさんから、ろく助塩と水だけでおいしい卵焼きが作れると教えていただいたので、卵焼きは夫の好きなしょっぱいバージョンです。
塩適量、水大さじ2杯ほど、片栗粉少しを加えて溶いた卵を焼きました。
鶏肩肉は、一口大にカットされたものが売られていたので、ろく助塩をふり、魚焼きグリルで両面を焼きました。
即席漬けの塩も、ごま塩の塩も、全てろく助塩にしました。
夫に、「今日のお弁当のテーマは何でしょうか?」とたずねてみたところ、しばらく考えていましたが答えられませんでした。
使った調味料が塩だけのお弁当だと伝えると、
「ふぅ~ん…。肉、うまかった。」
と言っていました。
「塩だけ」でも、いろいろ作れる!
塩といえば外せない塩むすびは晩ごはんで…
夫はそれほど塩むすびに思い入れはないようですが、わたしも娘も塩むすびが好きです。
ある日の晩ごはんを塩むすび定食にしてみました。
主役はろく助塩を使った塩むすびで、あとは、
・にぎやか汁(→「実家の母の「にぎやか汁」【具だくさんのすまし汁】」)
・市販の茶碗蒸し
・いよかん
です。
「塩むすびはごちそう!」というわたしの気持ちに変わりなく、その思いを新たにしました。
ひとつの調味料をとことん使ってみるのも楽しいです
今回はお弁当作りの調味料を塩だけに限定してみました。
旨味の強いろく助塩だと、「ただかけるだけ」、「ただ焼くだけ」、「ただ和えるだけ」でもそれなりの出来ばえにしてくれます。
たまには、使う調味料を限定してみるのも頭の体操になり、おもしろいですよ。