夫のたっての希望で、数ヶ月ぶりのドライブで新潟県・弥彦神社へ家族でお参りに行きました。
目的の茅の輪くぐりの後、もちもちの食感がクセになるパンダ焼きを買いました。
弥彦神社で茅の輪くぐり
ちょっと出かけるのにちょうどいい弥彦エリア
弥彦神社は新潟県弥彦村に古くからある大きな神社です。
2400年以上の歴史があるとされ、万葉集にも弥彦神社に祀られている神様を詠った歌が載っているそうです。
弥彦山登山や弥彦温泉の他、神社の門前は個性的なお店も多く、観光スポットとしても親しまれています。
わたしにとっては、小学生の頃の遠足登山の行き先が弥彦山だったことが一番古い思い出です。
家族ができてからは、ちょうどいい距離にある弥彦エリアが一番回数の多いお出かけ先です。
初めての茅の輪くぐり
半年間の穢れを祓うため、6月末に神社にお参りする半年参りは家の近くの神社でもずっと行われていました。
でも、茅の輪くぐりにはなじみがなく、ここ数年で見聞きするようになりました。
新聞を読んでいた夫が、弥彦神社にいつもより半月早く茅の輪が置かれた記事を指して、
「これ、くぐりに行きたい!」
「ここのところ、仕事であんまり良いことないし、俺、前厄だし…。」
と言ってしょぼくれ出したので、家族で行ってみることにしました。
あいにくの雨、それも、けっこうな雨足でした。
朱塗りの一の鳥居をくぐってすぐの石橋を渡ると、左手奥に玉の橋が見えます。
玉の橋は神様が渡られる橋だそうで、とても神秘的でわたしの好きな景色のひとつです。
参道の両脇の樹々が、神妙な、厳かな気持ちにさせてくれるのも好きです。
二の鳥居をくぐってさらに進むと…、
拝殿前に茅の輪が置かれていました。
立て札を読んでから、八の字を描くようにくぐります。
夫はいそいそとくぐっていました。
そして、拝殿で「二礼四拍手一礼」の弥彦神社の作法にしたがってお参りします。
雨のおかげもあり、日曜日の午後でもゆっくりお参りできました。
彌彦神社
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
TEL 0256-94-2001
お楽しみのパンダ焼き
パンダ焼きは米粉を使った生地にさまざまな餡をはさんで焼いたスイーツです。
「弥彦むすめ」という弥彦村特産の枝豆を使ったパンダ焼きは、2010年の「ニッポン全国物産展」のおやつ部門で1位になりました。
家族全員のお気に入りの食べ物なので、弥彦近辺に行ったときは欠かさずにパンダ焼きを買います。
2019年10月にお店がリニューアルされてから初めて訪ねました。
入り口でかわいいパンダが出迎えてくれました。
パンダ焼きは生地がもちもちしていて、見た目以上のボリュームがあります。
わたしたちが訪ねた日は、
・小豆あん
・枝豆あん
・カスタードクリーム
・レモンあん
の4種類が売られていました。
安定の小豆あん、香りの良い枝豆あん、ほっとするカスタードクリームは、売り切れていなければ通年出会えます。
今回初めて見かけたレモンあんは、さわやかな味わいでした。
また弥彦エリアに行くときには必ずパンダ焼きを食べたいです。
分水堂菓子舗
新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦1041-1
TEL 0256-94-2282
久しぶりの外出でした
家族そろっての外出は約4ヶ月ぶりでした。
弥彦神社の茅の輪は例年6月25日から6月30日までの設置ですが、今年は新型コロナウイルスの早期収束を願って6月11日から設置されたそうです。
例年通りの期間では茅の輪をくぐりに行くことはできませんでしたが、早めに設置してくださったおかげでお参りできました。
雨の中のお参りでしたので、穢れもきれいに流れて行ったかもしれませんね。