腰痛があると、ふだんの動きが思わぬところで制限されてしまいます。
車の運転も、運転してもらっている車に長時間乗り続けることも、実は腰への負担が大きい動作です。
20年以上腰痛と共に生きてきた夫が、「これは本当に買って良かった!」と絶賛する車用クッションをご紹介します。
車いす用クッションに使われる素材「エクスジェル」で作られた自動車用クッション
夫は小学生の頃から熱中していたサッカーの練習のおかげで、高校時代からの腰痛持ちです。
慢性的に痛みがあります。
車の運転は大好きですが、腰痛悪化といつも隣り合わせです。
ふだんの生活で夫が長距離の運転をする機会はそう多くはないですが、家族旅行のときは数百kmをひとりで運転します。
全行程1,000km超えの運転を伴う旅行を控え、夫が出会ったのが株式会社 加地さんの「ハグドライブシリーズ」です。
(株式会社 加地さんの公式サイトはこちら)

こちらの自動車用クッションには「エクスジェル」という素材が使われています。
(株)加地さんが開発したエクスジェルは、
- 座ったときの衝撃吸収
- お尻にかかる体圧の分散
- 体が無意識に繰り返す前後左右へのずれに添う流動性
にすぐれた素材です。
もともと、車いすでの姿勢を保ったり、床ずれを予防したりすることを目的に開発された素材です。
以前、福祉用具の営業をしていた夫は、(株)加地さんの車いすクッションを何度となくお客様におすすめしてきたこともあり、自動車用の「ハグドライブシリーズ」があることも知っていたそうです。
夫は、カー用品店のオートバックスさんで改めて「ハグドライブシリーズ」と出会いました。
(株)加地さんの自動車用クッションはオンラインストアの他、オートバックスさんで取り扱われています。
オンラインストアでは無料お試しサービスもありますが、 夫は自宅近くのオートバックスさんに2~3回通って試していました。
シートクッションは11,800円、バッククッションは14,040円という値段に迷ったものの、体の快適さには代えられないと購入を決めました。
運転席にはシートクッションとバッククッションを、助手席と運転席のすぐ後ろの席にシートクッションをひとつずつ買いました。
夫の使用感
夫が使ったのは「ハグドライブシートクッション」と「ハグドライブバッククッション」です。
クッションを使うにあたり車のミラーの位置を修正する必要があることも含め、はじめのうちは少し違和感がありましたが、すぐに慣れたそうです。
夫が驚きつつもクッションの効果を最初に実感したのは、一晩で新潟から青森まで約500kmを運転しても、腰痛に襲われなかったときです。
念のため持参した筋肉痛用の塗り薬も、今までなら1日2~3回塗っていましたが、旅行中2回ほどしか塗りませんでした。
運転中、こまめに休憩を取るのはこれまで通りでしたが、夫が腰のストレッチをする姿もあまり見かけませんでした。
結局、丸4日間で約1200km運転しましたが、旅行後に夫の腰痛が悪化することもありませんでした。
「腰が辛くない!」、「高めだけど買って良かった!」と喜んでいます。
娘とわたしの使用感
娘とわたしは「ハグドライブシートクッション」を使いました。
娘は腰痛もちではありませんが、夫と一緒にカー用品店でクッションを試したときから、「これいい!」、「楽ちん!」と虜でした。
わたしは慢性的な腰痛持ちではありませんが、軽い追突事故後の腰痛やぎっくり腰、日頃の不摂生のたまものの筋力低下などで、腰痛に悩まされることもあります。
長時間車に乗っていると、休憩で車から降りたときに腰がくの字に固まってしまい、「いててて・・・」と言いながら腰を伸ばすことがしょっちゅうありました。
ハグドライブシートクッションは硬くも柔らかくもない座り心地です。
長距離ドライブ旅行中の丸4日間、一度も腰がくの字に固まったり、腰を伸ばそうとして痛みを感じたりすることがありませんでした。
もちろん、旅行後の腰痛もありません。
長時間座ることはふだんの生活でも多いですが、いつでも正しい姿勢でいられるわけではありません。
腰痛を招く要因のひとつである姿勢の崩れを(株)加地さんのエクスジェルを使ったクッションで防げるなら、いい自己投資だと思いました。
予想以上に腰への負担が大きい車での移動

車での移動はマイペースに進んでいけるのが魅力ですが、運転者はもちろんのこと、同乗者も腰にかかる負担は大きいです。
夫が購入した「ハグドライブシートクッション」、「ハグドライブバッククッション」のおかげで、これまでで最も長距離のドライブ旅行で、誰も腰を痛めることなく過ごせました。
腰に限りませんが、「痛み」は強さも範囲も人それぞれで、自分以外の人の痛みはわかってあげられませんし、いったん痛くなるとふだんの生活に支障が出ます。
痛くなる前の対処、痛くならないための対処で、できることがあれば積極的に取り入れていきたいものですね。