デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさんが考案されたフラワーボックスは美しくて機能的ですよね。
フラワーボックスを贈ったことも頂いたこともありませんが、テレビで目にして、きれいでいいなぁと思っていました。
あるときTwitterのフォロワーさんが、折り紙で作った箱と立体のバラを使ったフラワーボックスの写真を見せてくださいました。
「そうか、折り紙でも作れるんだ!」と気が付きました。
技術的にも収納スペース的にも平面作品を折ることの多いわたしは、折り紙で平面のフラワーボックスを作りました。
平面なので、
・収納に困らない
・メッセージカードに仕立てて贈りやすい
というメリットがあります。
折り紙作家・カミキィさんデザインの折り紙を主に2つ組み合わせるだけで作れました。
カミキィさんデザインの折り紙と100円ショップの和紙折り紙で作る平面のフラワーボックス
材料・用具
花を作るのに使ったのが100円ショップ・ダイソーさんで売られていた無地の和紙の折り紙(15㎝×15㎝)です。
薄手ですが、和紙なので丈夫で扱いやすいです。
裏表が同色なので、折り紙の裏面の色を活用しないタイプの作品であれば、粗が目立たず助かります。
15㎝×15㎝の通常サイズの和紙の折り紙を、5㎝×5㎝の9等分にして使いました。
花を入れる箱は白色の折り紙(15㎝×15㎝)を使いました。
上の和紙の折り紙でもいいのですが、箱は花よりも固い質感なので、ふつうの折り紙を使いました。
この他に、はさみと両面テープを用意しました。
作り方
折り紙作家・カミキィさんデザインの折り紙は、折りやすくてかわいい仕上がりのモチーフがたくさんあります。
YouTubeと著書で折り方を分かりやすく紹介して下さっていますよ。
カミキィさんのYouTubeはこちらです。
平面のフラワーボックスに使わせていただいたのは、「節分折り紙 豆入れの箱 平面ます箱の作り方」と「ばら」です。
①平面の箱を折る
ふつうの折り紙の白色を使い、カミキィさんの「節分折り紙 豆入れの箱 平面ます箱の作り方」(YouTubeでのみ紹介されています)を折ります。
花とのバランスがより良くなるよう、いったんカミキィさんの折り方通りに作ってから、箱の高さが半分になるように折ってもう一度たたみました。
②バラを折る
9等分した和紙の折り紙を使い、カミキィさんの「ばら」(YouTubeと本の両方で紹介されています)を折ります。
虹のようなグラデーションを意識して、5色のバラを折ってみました。
花だけを並べるとちょっと物足りなかったので、カミキィさんの「はっぱ」(YouTubeと本の両方で紹介されています)も折りました。
③箱にバラを敷き詰める
バランスをみながら平面の箱にバラを配置し、両面テープで貼ったら完成です。
できあがった平面のフラワーボックスは小学校を卒業する娘へのメッセージカードに
平面のフラワーボックスを作りはじめたとき、娘が「いいなぁ~、かわいいなぁ~」とつぶやいていました。
時期を同じくして、PTA主催の小学校卒業を祝う行事のため、保護者から子供への手紙を準備してほしいとのお知らせがきました。
そこで、平面のフラワーボックスは娘へのメッセージカードに仕立てることにしました。
カミキィさんデザインの折り紙で、カードを飾るモチーフをいくつか折りました。
追加で折ったモチーフは、リボンタグ(YouTubeでのみ紹介されています)と、ことり、クローバー、はさみ1回リボン(YouTubeと本の両方で紹介されています)です。
厚紙で二つ折りのカードを作り、平面のフラワーボックス、夫とわたしそれぞれからのメッセージ、追加のモチーフを貼りました。
PTA行事で手渡したとき、娘を涙させることはできませんでしたが、「かわいい!」と言ってもらえました。
簡単には処分できないであろうメッセージカードができたので、満足です。