折り紙作家・カミキィさんデザインの折り紙は、折りやすくてかわいい仕上がりのモチーフがたくさんあります。
クリスマスの飾りに活用できる折り紙も多く紹介してくださっています。
カミキィさんの本やYouTubeを見ながら、15種類の飾りを3つずつ組み合わせ、高さ約8.5cmのミニツリーを5つ作りました。
カミキィさんのYouTubeはこちらです。
折り紙で作るクリスマスの飾りと意味
今回作ったのは、「テトラツリー」と「3Dスター」を金色の刺しゅう糸でつなげ、ぶら下げられるようにしたミニツリーです。
本体との大きさのバランスを取るために、何度か試し折りしたモチーフもあります。
最終的には、4サイズの折り紙を使いました。
7.5cm×7.5cm(通常の折り紙の1/4サイズ)で作ったパーツ
飾りの本体部分
本体は丈夫にしたかったので、画用紙を7.5cm角に切って「テトラツリー」を作ることにしました。
折りすじをつけてから、折り紙で作った15種類のモチーフを貼り、3枚一組にしてのり付けして組み立てました。
サンタクロース
「サンタクロース」を赤色の折り紙で作り、ボールペンで顔を描き込みました。
靴下
サンタクロースのモデルといわれる聖ニコラウスが、貧しい家の子供たちを助けようと窓から金貨を投げ入れたら靴下の中に偶然入ったというお話が由来です。
「サンタブーツ」を赤色の折り紙で作りました。
靴下っぽく見えるように、かかとの部分も少し折り込みました。
トナカイ
クリスマスソングでもおなじみの赤鼻のトナカイです。
「トナカイ」を、茶色と赤色の折り紙で作りました。
キャンディーケーン
羊飼い(=神)が羊(=人)を導く杖がキャンディーケーンの由来です。
「かさ」の折り方に登場する「かさのえ」を、7.5cmの3/4の長さで幅を狭めて作りました。
本体は赤色の折り紙の裏側(白色)を表にし、ごく細く折った赤色の折り紙を斜めに巻きつけて模様にしました。
雪の結晶
クリスマスは雪のイメージが強いので、雪の結晶のようなモチーフも作りたいと考えました。
赤色の折り紙の裏側(白色)を表にして、「クリスマスオーナメント【六角たとうの星】」(YouTubeのみで紹介されています)を折りました。
金色の折り紙で小さな丸を折り、中央に貼るとぐっと華やかになります。
ベル
キリストの誕生を知らせるために鳴らされた喜びのベルで、音は魔除けの意味もあります。
「クリスマスベル」(YouTubeでのみ紹介されています)を金色の折り紙で作りました。
5cm×5cm(通常の折り紙の1/9サイズ)で作ったパーツ
プレゼント
クリスマスといえば、クリスマスプレゼントがお楽しみのひとつですね。
「プレゼント」と「ちょうちょリボン」を赤色の折り紙で作りました。
リボン
リボンには、永遠のきずなで結ばれるようにとの願いが込められています。
金色の折り紙で「はさみ1回リボン」を作りました。
ポインセチア
クリスマスカラーのポインセチアには、「祝福する」、「聖夜」などの花言葉があります。
「ポインセチア」を赤色と緑色の折り紙で折りました。
雪だるま
実際にホワイトクリスマスを経験することは少ないですが、雪の結晶以外で雪をイメージできるモチーフとして雪だるまを作りました。
「2だんかぼちゃ」の角なしバージョンを赤色の裏側(白色)で折り、赤色で作った小さな円を胴体に2つ貼りました。
顔はボールペンで描きました。
天使
キリストの受胎を聖母マリアに伝える天使、ということでクリスマスのモチーフとして天使を見かけることも多いです。
「天使ちゃん」(YouTubeでのみ紹介されています)を金色の折り紙で作り、ボールペンで顔を描きました。
3.75cm×3.75cm(通常の折り紙の1/16サイズ)で作ったパーツ
もみの木
常緑樹であるもみの木は永遠の象徴です。
「もみの木」を緑色の折り紙で作り、「折り紙2枚でかんたん★お星さま」(YouTubeでのみ紹介されています)を小さく作ってもみの木の頂上に貼りました。
オーナメントボール
きらきらのボールがクリスマスを彩ることも多いですが、知恵の木の実であるりんごが元になっています。
「りんご」(YouTubeでのみ紹介されています)を赤色の折り紙で折りました。
星/トップスター
誕生したキリストの元へ東方の三博士を導いた星を表しているのが、クリスマスツリーの頂上に飾られることの多いトップスターです。
平面の星は「折り紙2枚で簡単★お星さま」(YouTubeでのみ紹介されています)を金色の折り紙で作りました。
飾りのトップに付けた立体の星は「3Dスター」を1.25cm×29cm(15cm×15cmの折り紙の幅を12等分したものを2枚1組でテープ状にしたもの)の金色の折り紙で作りました。
2.5cm×2.5cm(通常の折り紙の1/36サイズ)で作ったパーツ
リース
円形のリースは始まりも終わりもない、永遠の愛の象徴です。
「リーフドーナツ」を緑色の折り紙で作り、金色の折り紙で折った「ちょうちょリボン」と、赤色の折り紙で作った小さな円を貼りました。
おなじみのクリスマスカラーにも意味があります
茶色のトナカイの顔と黒色のボールペンで描き入れた顔以外、赤、白、緑、金の4色だけを使いました。
クリスマスカラーとして定番の4色には、
赤:キリストの血→愛の象徴
緑:いつでも緑の常緑樹→永遠の命の象徴
白:純潔さ
金:高貴さ
の意味があります。
クリスマスツリーの飾りとして小さな「テトラツリー」を作りました
職場の同僚にクリスマスツリーの飾りを作ってほしいと頼まれて…
わたしがクリスマスの飾りを作ったのは、職場の同僚から
「家のクリスマスツリーの飾りに新しいのがほしいんだけど、作ってもらえないかなぁ…」
と頼まれたからです。
カミキィさんの著書やYouTubeの中に折ってみたいモチーフがたくさんあったので、いいチャンスだと思い、折り紙で作りました。
ちょうどいいサイズのお菓子の空き箱があったので、できあがった小さなツリーたちを入れて同僚に手渡しました。
同僚は、
「かわいい!折り紙でこんなふうに作れるんだね~。」
と驚きつつも喜んでくれました。
作っている時間が楽しい折り紙
わたしがふだん参考にしているカミキィさんの著書は、実は、2019年の娘の誕生日プレゼントにわたしが義父母にお願いしたものです。
娘はカミキィさんのYouTubeに周期的に熱中しますが、むしろわたしの方が夢中になっています。
折り紙は、ていねいに手順通りに進めていけば必ず完成にたどりつけますし、1枚の紙からあらゆるものを形作れるのが魅力です。
100円ショップでさまざまな折り紙が手に入りますので、気軽に取り掛かれます。
集中できて達成感も味わえる折り紙、気持ちのリフレッシュにもおすすめですよ。
今回作った折り紙は、全て折り紙作家・カミキィさんのYouTubeや著書で紹介されているものです。
カミキィさんのYouTubeはこちらから。
カミキィさんの著書はこちらです。