小学校を卒業する娘の体操服は、5年生の後半に買い直したものです。
多少くたびれているものの、まだ着られそうです。
同じ小学校に通うお子さんに、予備の体操服としてもらっていただくことになりました。
ただ、体操服のズボンには娘が体育館でスライディングして作った膝のすり切れがあります。
右膝部分だけとはいえ穴が開いているので、100円ショップの補修布を使って補修しました。
ついでに、もらってくださったお宅ですぐに記名できるよう、100円ショップのネームテープで作った名札も縫いつけました。
100均の補修布で体操服の膝のすり切れを補修
材料・用具
補修布
前に100円ショップ・ダイソーさんで買って余っていた、アイロンで接着できる紺色の「補修クロス」を使いました。
体操服の色に合う補修布があればと思いダイソーさんに行ってみたのですが、適当な色のものがなかったので、家にあるこちらの補修布を使いました。
共布
体操服のズボンのポケットの縫い代部分を少し切り取って使いました。
補修布が紺色なので、穴が開いている部分だけでも共布で色がなじむようにしたかったのです。
ほかに、アイロン、アイロン台、縫い針、縫い糸、ハサミを用意しました。
補修方法
「補修クロス」の説明書にしたがって作業しました。
①補修する部分の余計な糸くずをハサミでカットします
②補修布と共布を準備します
補修布は角を残しておくとそこからはがれてきやすいので、角を丸めてカットします。
共布は、説明書では穴と同じ大きさにカットしてそこにはめ込むとのことでしたが、わたしは一回り大きめにカットしました。
後で針と糸で縫いとめて補強したかったからです。
③アイロンで接着します
ズボンを裏返しにして穴の部分に共布を置き、補修布の接着面が下になるように重ね、アイロンで熱と圧をかけます。
④縫いとめて補強します
アイロンだけでも良いのですが、洗濯を繰り返すうちに補修布がはがれてきてしまうので、針と糸で縫いとめました。
表に出る針目がなるべく細かくなるよう、裏の針目もあまり大きくならないよう、補修布と体操服の生地の間に糸を通すようにしました。
穴が開いていた部分は目立ちますが履いたときに膝が見えることはありませんので、これでご勘弁ねがうことにしました。
100均のネームテープで体操服用の新しい名札作り
材料・用具
ネームテープ
100円ショップ・ダイソーさんで買った、アイロン接着できるタイプのネームテープを使いました。
今回はアイロン接着が目的なのではなく、
- にじまずに名前が書ける
- 布端がほつれない
が選んだ目的です。
ほかに、マイネーム、定規、待ち針、縫い針、縫い糸、ハサミを用意しました。
作り方
①もともと体操服に付いていた名札を外します
②新しい名札を描きます
取り外した名札をお手本に、ネームテープを切り取り、マイネームで枠線、「年」・「組」・「氏名」などの文字を書き込みます。
③体操服に縫い付けます
ざくざくと縫い付けてもよいのですが、見た目がミシンで縫ったように見えるのもいいかなと思い、なるべくまっすぐになるように気を付けながら本返し縫いにしました。
名札を後で付け替える場合に備え、表に出す目を小さくしたなみ縫いにした方が良かったかもしれません。
今回は見た目を優先させました。
膝のすり切れが片方でよかった…
補修と名札つけを終えた体操服は、娘と夫がお届けに伺いました。
もらってくださったのは夫の小中学校の同級生のお子さんで、毎朝一緒に娘と登校してくれていました。
もし膝が両方ともすり切れていたら、共布が用意できず、長ズボンは差し上げられなかったと思います。
わたしの作業量からしても、すり切れ・穴あきが片膝で済んでいて助かりました。
今回使ったのは100円ショップの補修布ですが、ジャージ素材用でアイロン接着できる補修布も売られていますよ。