竹細工のランチボックスを裁縫箱にしています
裁縫箱はどのようなものをお使いですか?
以前のわが家の裁縫箱は、夫が小学生の頃に家庭科の教材で買ってもらったものでした。
夫が大事に使ってきたもので、約30年の歴史がありますが、十分に事足ります。
でも、2017年10月から和裁教室に通うことになり、夫の裁縫箱とは別に、教室にも簡単に持っていけるコンパクトな裁縫セットを用意することにしました。
せっかくなら、ずっと使えるお気に入りのものにしたいと思い、あれこれ悩みました。
最終的に、白竹で作られた竹細工のランチボックスを裁縫箱にすることにしました。
もし裁縫箱として使えなくても、本来の用途であるランチボックスとして使えると思ったからです。
こちらの竹細工のランチボックスは、幅21cm(内寸19cm)、奥行き11cm(内寸9cm)、高さ8cmの直方体です。
ランチボックスなので、持ち運ぶには最適です。
裁縫箱の中身
竹細工のランチボックスには、ピンクッション、手縫い糸、糸切り用の小さなはさみ、チャコペン、ばんそうこう、運針の練習用の布を入れています。
裁ちばさみは、ふだん使うことが少なく、夫の裁縫箱にセットされているので、わたしの裁縫箱には入れていません。
ピンクッション
こぎん刺しのキットとミニ枡で作ったピンクッションです。
左側が縫い針、右側が待ち針です。
針は、和裁教室の先生が用意してくださった縫い針のほか、刺し子キットにセットされていた刺し子用の針と、編み物の仕上げ用のとじ針も刺してあります。
待ち針も、和裁教室の先生が用意してくださったものです。
指貫(ゆびぬき)は、和裁教室の初回に皮を自分の指のサイズに合わせて作りました。
手縫い糸
ダルマ家庭糸細口が好きです。
発色が良く、色の種類も豊富なので、刺し子や刺しゅうにも使っています。
裁縫箱を見たときの自分の気持ちを上げるべく、虹の7色を参考にして色をそろえました。
ある程度の色目の糸をそろえておくと、ちょっとした繕いものも新たな色を買い足さずに済みます。
黒色はめったに使わないので、入れていません。
和裁教室で使う縫い糸やしつけ糸は、先生が用意してくださいました。
糸切り用の小さなはさみ
裁ちばさみは入れていませんが、糸切り用のはさみは必須です。
手芸店で適当な握りばさみを見つけられず、「糸切り用」と表示のあったこちらのはさみを選びました。
チャコペン
水で消せるタイプのチャコペンです。
極細タイプなので、アップリケや刺し子模様の印をつけるのに便利です。
ばんそうこうと運針の練習用の布
針で指を刺したり、乾燥による手荒れで皮膚がひび割れたりするので、縫っているものに血がつかないようばんそうこうを常備しています。
毎朝、運針の練習をしているので、練習用の布をたたんで入れています。
竹細工製品のよさ
竹細工には、
・シンプルな美しさで、見た目がおしゃれ
・丈夫で軽い
・通気性が良く、蒸れにくい
・使いこんでいくと、深みのある色合いに変化していく
という特長があります。
食品のみならず、工夫次第で、小物やメイク道具などの収納にも使えます。
大切に使える、一生ものの道具です。
わたしも竹細工のおかげでお気に入りになった裁縫箱を、大切に使い続けるつもりです。