夏の家族旅行で福島へ 武家屋敷・会津木綿とおいしいもの

2019年夏の旅 そして福島へおすすめ

新潟から青森へ一気に北上し、ゆっくり南下してくるコースをとった2019年夏のわが家の家族旅行。

最後は福島県におじゃましました。

夫の両親とも一緒にドライブで出かけたことがあり、わが家にとってはおなじみの会津若松市を中心に楽しみました。

会津武家屋敷で弓道体験

会津武家屋敷

夫の両親と一緒に日帰りドライブ旅行をしたときは、鶴ヶ城の見学、赤べこ・起き上がり小法師の絵付け体験をしました。
「【ものづくり体験】子供と一緒の家族旅行におすすめ」の記事もどうぞ)

今回はまた別の体験をしたくて、会津武家屋敷に行きました。

会津藩家老・西郷頼母邸を復元したお屋敷です。

38もの部屋があり、見ごたえがあります。

クイズカードと共に武家屋敷を見学

受付で入場料を支払うとき、一緒に1枚300円のクイズカードを購入したので、娘も楽しみながら武家屋敷を見学できました。

解答後、受付にカードを持って行ったら赤べこのキーホルダーを頂けました。

弓道体験

会津武家屋敷で弓道体験

弓道はその姿が凛として美しく、憧れです。

弓道体験ができるということで、夫と娘が挑戦しました。

引く動作が難しいようで、的まで矢を飛ばすのも一苦労です。


四射200円で、的中数に応じて景品がいただけます。

娘は的中数ゼロでしたが、夫が一射的中させました。

キーホルダーの中から好きなものをひとつ選べるのですが、なぜか娘が自分のブレスレットを選んでいました。



歴史感動ミュージアム 会津武家屋敷 
福島県会津若松市東山町大字石山字院内1 
TEL 0242-28-2525

会津木綿

会津地方は古くから自家用の木綿が織られていた地域で、丈夫で吸湿性が良いのが会津木綿の特長だそうです。

もっと身近に着物を楽しみたいと思っているわたしにとって、自宅で洗える木綿の着物はとても魅力的です。

会津木綿は丈夫さと色柄のポップさに惹かれていたので、工場見学ができる山田木綿織元さんに行きました。

山田木綿織元で会津木綿の反物を買いました

残念ながら工場は夏季休業中で見学できませんでしたが、代わりに、素敵な反物と出会えました。

旅行前に夫からお小遣いをもらっていたので、ひそかに「気に入ったものに出会えたら、会津木綿の反物を買おう!」と思っていました。

会津木綿はポップな縞模様が魅力ですが、着物として着たときに着付けの拙さが出てしまうのがこわくて、こちらのきれいな緑色の反物にしました。

木綿は水を通すと縮むので、仕立ての前に「湯通し」が必要です。

その湯通しの仕方もお店の方に教えていただきました。

和裁教室で仕立てて着るのは年単位で先になりますが、楽しみです。



山田木綿織元 
福島県会津若松市七日町11-5 
TEL 0242-22-1632

福島でいただいた、おいしいもの

郷土料理いろいろ

福島県での一泊でお世話になったのが、会津柳津温泉の「瀞流の宿かわち」さんです。

赤べこ発祥のお寺・福満虚空藏菩薩圓藏寺(ふくまんこくうぞうぼさつえんぞうじ)の門前町である柳津(やないづ)町にある宿で、スタッフさんたちのおもてなしが本当に温かく、癒されました。

こちらの旅館でいただいた夕食と朝食が郷土料理と旬の食べ物満載で、「これぞ、旅の醍醐味!」でした。

瀞流の宿かわちさんでの夕食

夕食は、 地元産の野菜を使った料理、焼き魚、 鯉の甘煮、 馬刺し、特産の桐の炭を練り込んだ蕎麦、こづゆ(後で出していただいたのですが、写真を撮る前に完食してしまいました)などのごちそうが並びました。

鯉の甘煮は初めていただいたのですが、臭みは全くなく、甘じょっばい味付けに家族全員が夢中になりました。

娘には子ども用のお膳を出してくださったのですが、デザートに福島県産の桃が丸ごと1個付きました。

ジューシーでおいしい桃に、娘よりもわたしのテンションが上がりました。

瀞流の宿かわちさんでの朝食

朝食も、しみじみとおいしいもの尽くしでした。

そうめんかぼちゃ、馬肉の肉みそ、麩の揚げ煮に加え、鮭や温泉卵という定番のおかずもありました。

麩の揚げ煮はコクがあり、娘もお気に入りのおかずでした。

ごはんとみそ汁がおいしいので、夫はごはんを三杯、みそ汁を二杯いただきました。


朝食では、宿の女将さんが赤べこのキーホルダーと共に、わたしたちがその日向かおうとしている会津武家屋敷のパンフレットと割引券を用意していてくださいました。



瀞流の宿かわち 
福島県河沼郡柳津町柳津下平乙150-1 
TEL 0241-42-2600

会津そば

桐屋夢見亭さんのそば三昧

家族そろって蕎麦が好きなので、会津そばも外せません。

今回の夏の旅の最後にいただいたのが桐屋夢見亭さんの「そば三昧」です。

石臼挽きの十割そば「会津頑固そば」、一番粉を使った「飯豊権現そば」、新品種を使った十割そば「会津のかおり」の三種類の蕎麦を味わえます。

食べ比べることができるので、それぞれの香りや歯ごたえのちがいを自分で確かめることができます。

風情のある店内でいただく蕎麦はごちそうでした。

桐屋夢見亭さん

桐屋夢見亭 
福島県会津若松市慶山1丁目14-52 
TEL 0242-27-5568

歴史ある町の奥深さを感じた会津の旅

福満虚空藏菩薩圓藏寺の開運撫牛

何度目かの福島県会津の旅でしたが、武家屋敷や山田木綿織元さんの他にも、宿の方に教わった赤べこ発祥のお寺・福満虚空藏菩薩圓藏寺を訪ねたり、地元のおいしいものをたくさんいただいたりと、今までとちがう体験ができました。

何百年もの歴史が続く地域は、何度でも行ったかいがあります。

福島県は新潟からも近いので、次に行くときには会津地方はもちろん、それ以外の地域も訪ねてみたいです。

おすすめ
よろしければ、フォローをお願いいたします。
ちょっとひとてま ひとやすみ