A4サイズの紙でお金を包む方法あれこれ:ポチ袋や古封筒の代わりに使うなら…?

A4サイズの紙から...ハンドメイド

「ポチ袋の買い置きがない!」
「小銭の集金、ちょっと何かに包んで渡したい…」
「『お金は古封筒に入れてください』って言われても、古封筒なんてない!」
「オリジナルのポチ袋を作ってみようかな…」

というとき、折り紙やコピー用紙が活用できます。

以前、普通サイズの折り紙でさまざまな形のポチ袋を作ってみました が、ふだんの生活で最も多く接する紙はA4サイズではないでしょうか?

わたしも、職場で使う紙類や子供の学校からのお便りはほぼA4です。

今回はより身近なA4サイズの紙でお金を包む方法をいろいろ試してみました。
 

A4サイズの紙で作るポチ袋あれこれ

使ったのはコピー用紙です。

A4のコピー用紙

A4サイズは、21.0㎝×29.7㎝です。

一般的な15㎝角の折り紙よりも大きいので、使い方次第で紙幣を折らずに包めます。


A4コピー用紙を、

・そのまま 
・半分のA5サイズにカット 
・正方形を切り出す 

の方法で準備し、過去記事「【折り紙で作るポチ袋いろいろ】お年玉やお小遣いに!普通サイズの折り紙でお金を包むのに最適なのは?」とほぼ同じ方法で折りました。
 

A4サイズそのまま

A4サイズのコピー用紙をそのまま使って折りました。

紙幣を折らずに包めます。

A4サイズをそのまま使ったポチ袋

左から、

①基本のたとう折り 
➁折り紙で作る封筒 
③対角線に沿っており重ねるたとう折り 

です。

➁は折り紙で作るのと同じ要領ではあるのですが、Cannonさんの「A4サイズの用紙を切って折るだけ!カンタン手作り♪かわいいぽち袋」を参考にしました。

③は正方形のたとう折りと同じ要領で、タテ・ヨコ半分で付けた中心と各角を結ぶように順番に折りたたみました。


千円札、五千円札、一万円札を折らずに包めるのは①、➁です。

③で折らずに包めるのは千円札のみでした。

①は裏面で下の折り紙のすき間に上の折り紙を差し込めないので、上下をシールで留める必要があります。

基本のたとう折りの裏側(A4)



しっかり包める順は、➁>③>①です。

硬貨も一緒に包む場合、3種類ともシールで留めた方が安心です。
 

半分のA5サイズにカット

A4の紙を半分に切り、14.8㎝×21.0㎝のA5サイズにして、A4サイズのときと同じ折り方をしました。

紙幣を折らずに包むには無理のある大きさですので、三つ折りにした紙幣や硬貨を包む想定です。

A5サイズで作ったポチ袋

左から、

①基本のたとう折り 
➁折り紙で作る封筒 
③対角線に沿って折り重ねるたとう折り 

です。


いずれも三つ折りにした紙幣を包めます。

名刺を型紙にすれば、三つ折りにした紙幣がちょうど収まるサイズで折れます。

①はA4サイズそのままを使ったときと違い、上の紙を下の紙に入れ込めるのでシールで留めなくても大丈夫です。

基本のたとう折りの裏側(A5)



しっかり包める順は①>➁>③です。

硬貨も一緒に包む場合、➁・③はシールで留めた方が安心です。
 

正方形を切り出す

A4サイズから簡単に切り出せる、一辺21.0㎝の正方形を使いました。

こちらも、三つ折りにした紙幣や硬貨を包む想定です。

A4から切り出した正方形を使ったポチ袋

左から、

①紅包みを簡単にした包み
➁対角線で折り重ねる正方形のたとう  
③タテ・ヨコに三つ折りする正方形のたとう 
④糸入れ 
⑤小銭入れ 
⑥紙を切らずに作る八角たとう 
⑦辺の中央を中心に合わせる六角たとう 
⑧六角形の手紙折り(コースター) 
⑨辺の中央を中心に合わせる五角たとう 
⑩ねじるようにたたむ五角たとう 

です。

※ それぞれの折り方のリンクは過去記事「【折り紙で作るポチ袋いろいろ】お年玉やお小遣いに!普通サイズの折り紙でお金を包むのに最適なのは?」からどうぞ 


紙幣や硬貨を包んだ場合の使い心地をまとめたのが下の表です。

A4サイズのコピー用紙から切り出した正方形で作ったポチ袋で実際にお金を包んでみると…?

紙幣・硬貨のいずれも包めて安定感があるのは①、⑥、⑧ですが、シールを適宜使うことで⑦、⑨も十分活用できます。
 

A4サイズのコピー用紙で作るポチ袋ならいろいろな工夫を楽しめます

A4コピー用紙と消しゴムはんこでオリジナルポチ袋

余裕があれば、白いままのA4コピー用紙を手持ちのスタンプ、シール、イラストで飾ってみるのも楽しいです。

白いコピー用紙でも和紙タイプだと少し改まった印象になりますし、カラーペーパーなら雰囲気もがらりと変わります。

ちょっとしたメッセージも書き込めますので、工夫次第でいろいろ活用できそうですね。